「クーデター」「日産・西川社長はブルータス」フランス地元で報道

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カルロスゴーン会長逮捕のフランスでの反応

「クーデター」と言っているのは、ルノーの幹部。
「ブルータス」と言っているのは、経済紙のようです。

NHKで、逮捕直後のフランス市民の反応を放送していました。

もちろん否定的にとらえていましたが、誰も日本の批判はしていませんでした。

「日本人による差別だ」

みたいなことくらい言ってくるのかと思っていましたが、かなりまともだと感じました。

ところが当事者は少し違っていたようです。

ルノーの幹部が「クーデター」呼ばわりするのは、日産を格下に見ていた心の現れなのでしょうね。
かつてルノーに救われたという経緯はあります。
しかし現在は日産にとってルノーはお荷物、食い物にされているとも思える状況です。
資本関係の優位というだけで、見下していたのでしょう。

「クーデター」と言いますが、今回の日産の反発の理由が分かっているのしょうか。

レゼコーとかいう経済紙の「ブルータス」呼ばわりもお門違いです。

今回の日産の反発は、

ルノーとの経営統合がゴーン会長によって進められていたことが分かったから、

ということでほぼ間違いないでしょう。

報告書の虚偽記載というのは、失脚させるための別件逮捕のようなものだと思います。

西川社長がこれまでゴーン会長に目をかけられていたから、
日産をルノー、ひいてはフランスに売り渡すことに協力するのは当然と考えているのでしょうか。

別の新聞ルモンドは、少しは事情が分かっているようです。

「自国産業強化のためルノーと日産の経営統合を企図する仏政府に、日本側は反発していた」と説明しています。

しかし分かっているのかいないのか、こんなことも言っています。

「西川社長の言うように不正行為が何年も続いていたなら、なぜ長期にわたり隠し通せたのか」

ゴーン会長による不正行為は濡れ衣だ、と言いたいわけではないでしょう。
日産も不正に協力してきたはずだと、ハッキリ言えばいいと思います。

日産も腹を括って告発してきたのでしょう。
今回、司法取引という制度も活用しています。

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フランス側としては、日産は20年前から、すでに自分のものだと意識だったのでしょう。
当時誰もが見捨てていたのを拾ったわけですから。

今でこそ羽振りがよいからと言って、経営の独立性などという筋合いはないと考えていたのかもしれません。

ゴーンが長年好き勝手出来ていたので、日本を見誤ったということでしょう。

フランスの立場に立ってみれば、台湾の企業がシャープを完全に取り込んだように、
ルノーも20年前日産にそうしておけばよかったのかもしれません。

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