ゲノム編集の問題点 中国で双子の誕生に批判が集まる

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私は大学では遺伝子に関して学んでいました。

今では全く関係のない仕事をしています。
ゲノム編集という言葉も当時は聞かなかったので、調べてみました。

ウィキペディアの用語さえチンプンカンプンでした。
ヌクレアーゼという用語がポイントだと思ったので、そこだけでも頑張って調べました。

遺伝子を分解する酵素のことです。
これによって遺伝子に手を加えることができるようになります。

ゲノム編集とは、遺伝子組み換えと同じと考えてよいと思います。

よく農産物で行なわれていて安全性が問題にされていましたが、
今回の件はそれを人間でやったということです。

中国当局は研究の中止命令を出しました。
それまでは国家で主導していたようにも思えるのですが、世界から批判を受けてのことなのでしょう。

中国の研究者が今回ゲノム編集を理由は、父親がエイズに感染していたからとのことです。
組み換えというより、その部位を切り取ったということかもしれません。

生まれる前に治療しただけとも言えますが、とてもそう簡単には割り切れないことだと思います。

安全性という観点からいえば、操作にミスがあった場合、遺伝子由来の疾病を発症する懸念が残ります。

しかし一番の問題は、人間でやるということに対する意識のハードルが高さだと思います。
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クローンのヤギの話が昔ありましたが、当時はそれすら気持ち悪いと思いました。
中国ではゲノム編集で、サルをすでに産み出していたとも聞きます。

生命の設計図を書き換えるという行為に対する意識のハードルがあるのでしょう。

遺伝子組み換え食品すら食べたくないです。

これは多くの日本人の間で、共通の感覚でしょう。
アメリカでは広く流通しているようですが、日本では断り書きをする義務があったと思います。

安全性に懸念があるとも聞きますが、どう問題なのかは分かりません。
食べたところで人間の遺伝子が書き換わるというわけでもないと思います。

しかしがんを発症する理由もはっきりとは分かっていないのですから、
これまでにないものを敬遠するということなのかもしれません。

日本人は何かと食にうるさい国民性だとも思います。

なんで遺伝子を専攻したのかと思いますが(笑)、
品種改良については全く抵抗がありません。

バイオテクノロジーというのは、当時は最先端のイメージがありました。
クローンというのも、SFの世界の話という意識だったと思います。
また、絶対許されないという空気があったと思います。

今回の人間のゲノム編集は、安全性の懸念がかなりあるという気がしています。
工業製品のメイド・イン・チャイナのイメージさえまだ低いというのに、
人間を作ることなどとんでもないと思います。

しかし一番注目されているのは、倫理的な問題でしょう。

神への畏れとか、何か気持ち悪いという感覚です。
いくら理屈を並べられても、おそらくそれは拭えないものでしょう。

しかしそれは大切なことだと思います。

研究者にそれが欠けていることもままあることなので、そこに歯止めは必要でしょう。

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