100期か無冠か 竜王戦最終局 羽生善治vs広瀬章人

両対局者が山口県の巌流島を訪れたことがニュースになっていたので、勝敗の予想を書いてみます。

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羽生善治 ○ ○ ● ● ○ ●

広瀬章人 ● ● ○ ○ ● ○

これまでの星取りはこのようになっています。

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棋譜もざっと見てみました。

広瀬八段は元は振り飛車党でしたが、今は全く指さなくなっているようです。
角換わり、矢倉、横歩取りと幅広い戦型となっていました。

先手でも後手でも、最初に角道を開けるのではなく飛車先を突いています。
羽生名人も同様でした。
今はこれでも相掛かりにはならないのですね。

先手が勝ちやすいという状況でもないようです。
最終局の手番は振り駒で決まりますが、その影響は小さいかもしれません。

5局目の時点で、この記事を書きました。

羽生善治竜王はタイトル100期を獲得できるか予想する

この時点では3-2と先行していましたが、次に敗れて追いつかれてしまったということです。
2連勝から2連敗したというのが意外でした。

もっとも竜王戦では過去にもっとひどい、3連勝から逆転されるということがありましたが。

タイトル100期がかかっているので、その勢いで押し切るかと思ったのですが、こうなるともうどう転ぶか分からなくなってきました。

将棋の友人は振り駒で先手を取った方が勝つだろうと言っていましたが、私はそうとは言い切れないと思っています。
フルセットになると、最終局で後手が勝つということはしばしばありました。

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もし羽生名人が負けたらどうなるか

どうも羽生名人は竜王戦と相性が悪いと思います。
初タイトルは竜王だったと思うのですが。

3連勝4連敗もひどかったですが、それから奪取までかなりもたつきました。
2回も挑戦を失敗しています。
もう永世竜王はムリだと思っていた人も多かったと思います。

相性が悪いというのとは違うかもしれませんが、カンニングの冤罪事件に巻き込まれたのも竜王戦絡みでした。

今は名人挑戦の目が十分あるので、100期目のタイトルはそちらでもいいと思っているわけではないでしょうが、
それほど気負いがあるというわけではないのかもしれません。

しかし、負けたら無冠になるわけです。
勝っても負けても大ニュースになるので、やはりプレッシャーはそれなりにあるでしょう。

負けた場合の呼称はどうなるのでしょうか。

昔は竜王名人が失冠したら、元を付けて1年名乗ることが出来ましたが、のちには名乗らないのが慣例となりました。

昔は名人2期の升田幸三が、無冠になった時に相当ゴネていたと思います。
しかし今は、永世名人でも無冠になれば九段を名乗っています。

しかし羽生名人にそれは出来ないと思います。

本人は九段でよいと思っているのかもしれませんが、棋士としての格を考えると、先例からあまりかけ離れたこともできないでしょう。

大山名人のように現役で永世名人を名乗るでしょうか?
おそらくそれは本人の意向で、しないと思います。

中原名人の永世十段というのは、スマートでよかったと思います。

ただ今回の場合にそれに倣うのはどうなのでしょうか。

永世十段は、今では永世竜王ということになります。

竜王戦に敗れて永世竜王と名乗るというのは、少し違和感があります。

まあ勝てば何事もないわけです。
世間的にもおめでたいニュースとなるわけですし。

対戦相手の広瀬八段も大変ですね。

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