『まんぷく』感想 面白い?つまらない?

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NHK朝ドラ『まんぷく』が高視聴率のようです。
私も時々ですが見ています。

水を差すようですが、少し退屈です。

無実の罪で捕まるような話ばかりやっているように見えます。
実際にあったことなのかもしれませんが、長々と見たいものではありません。

朝ドラ全般に言えることですが、ストーリー展開が遅いです。

半年というのが長すぎるのかもしれません。
1作4ヶ月、年3本くらいがよいと思います。

ラーメンを作り始めたらすぐ終わってしまうから仕方がない、という評も聞いたことがあります。
しかし、ラーメンのエピソードがそんなに短くまとめられるものとも思えません。

つまりラーメンの話を早くやれということです。

彼はチキンラーメンだけの一発屋ではありませんでした。
もう一つの大ヒット商品『カップヌードル』があります。

日進のインスタントラーメンについては、こちらの記事で書きました。

安藤百福がモデルの「まんぷく」NHK連続テレビ小説

ここでは『カップヌードル』について、もう少しくわしく書きます。

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カップヌードルの開発までの経緯

社会への貢献の度合いとしては、チキンラーメンよりカップヌードルの方がはるかに高いでしょう。
災害に備えて備蓄されている数量は、何十万、何百万食もあるのだそうです。
国内だけでなく、海外の災害時の支援においても役立っています。

カップラーメンの開発が企画された当時の日清食品の経営状態は、相当苦しかったのだそうです。

チキンラーメンが大当りしたものの、やがて過当競争、値引き合戦に巻き込まれました。
昭和40年には、参入メーカーは360社に達しました。
日清食品はシェアの6割を占める上位3社に入る大手メーカーでしたが、給料カットや人員削減が行われていました。

当時は、今もそうかもしれませんが、新製品の10本に1本当たれば成功という乱立乱売の時代でした。
安藤百福もアイデアマンで、カップヌードルはそんな中から生まれた商品です。

始まりは海外進出からでした。

アメリカでインスタントラーメンの販売を試みたのですが、アメリカには丼がありません。
あるのは浅いスープ皿です。
これではラーメンが半分しかスープに浸かりません。

そこでアメリカ人は、チキンラーメンを紙コップに砕いて入れ、お湯を注いで食べ始めました。

このことがヒントとなり、カップヌードルの開発が始まりました。

容器、麺、具、どれも完成までにはドラマがありました。

カップヌードルは、試作品の時点では社員の100人中100人が反対していた商品でした。
そんなものを安藤百福はよく完成にこぎつけたものだと思います。
開発技術者に対しては、ヒラメキを誘うようなアドバイスを多くしていたようです。

ここでは具についてのみ書きます。

フリーズドライについて

エビなどの具材の選定も大変でしたが、乾燥の技術の確立も同様でした。

ものを凍らせ真空状態にして乾かすと、水ですぐに戻る、
この技術がフリーズドライです。

こちらは、過去に書いたフリーズドライの食品の記事です。

アマノフーズのとんかつカレー 味と食感への期待

みそ汁を初めて飲んだ時には感動しました。

カップヌードルの販売について

開発が成功したあとも、今度はその売り込みにまた苦労していました。
人は食べ物に対して保守的というのが原因のひとつと考えられていたようですが、それは分かる気がします。

インスタントラーメン一つとっても、私は同じような商品ばかりずっと買っていますので。
気まぐれに他の商品を買ってみて、それが気に入らないようなことがあると、ますますその傾向は強くなります。

当時はそれまでになかった商品だったので、なおさらでしょう。
100円という値段も、高いと敬遠されていました。

問屋はハナから扱わなかったので、直接小売や消費者に飛び込みをかけていました。
すると深夜勤務の労働者に好評を得ました。
味もおいしかったと言われていましたが、時間を節約できる点も支持されたのです。

昭和46年の歩行者天国では、2万食を4時間で完売しました。
ここから人気に火がつきます。

そして翌年にはあさま山荘事件が起こります。

9時間連続中継された累計視聴率は、98%を記録しました。
厳冬の雪の積もる戸外で警察官が食べていたのが、カップヌードルだったのです。

この姿がテレビに映ったことにより、一躍全国区の商品となりました。

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『まんぷく』の今後への期待

このように『まんぷく』では、チキンラーメンだけではなく、描く題材はまだまだ残っているのです。

塩を作るというところでも、いずれラーメンを作ることになるのは分かっていたので、あまり盛り上がりませんでした。
今やっているのは、栄養食品の売り込みをこれからかけようというところを脱税容疑で投獄されたのでしょうか。

年内でちょうど半分なので、来年からはラーメンを作り始めるはずです。

決して順風満帆ではなかったのですから、山あり谷ありのドラマを描けるでしょう。
楽しみです。