プロゲーマーももちがプロライセンスを辞退した理由をわかりやすく解説

ヤフーニュースで格闘ゲームのプロゲーマーももちの賞金が減額されたことが報じられていました。

見出しはこのようになっています。

国内有名eスポーツ大会:優勝賞金500万円がまたも10万円に

またも、というのは過去にも減額されたことがあるからなのですが、今回の減額幅は文字通り桁が違います。

減額された理由は、プロライセンスを保持していないからです。

また記事中ではライセンス発行元の設立当初から、受け取りを拒否していたとあります。

しかしその理由が述べられていません。

その理由も含めたプロライセンスに関する意見を、以前ももちがサイト上に掲載していました。調べたところ表題は「日本国内におけるプロゲーマーのライセンス制度について」となっていました。

当時私はその記事を読んだのですが、現在では見ることができないようです。そこで記憶をたどって、その内容を紹介してみようと思います。

プロ制度に関する意見は忘れましたが、ライセンスを拒否した理由は覚えています。

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プロゲーマーももちがプロライセンスを辞退した理由その1

プレイヤーのコミュニティとの意見交換がないままプロ制度の設立が進められたことに対する不信感があったようです。

プロ協会は業界人数名で設立されました。現在は細かく規定されているのかもしれませんが、当初はプレイヤーの過去の実績からライセンスが与えられるという形でした。

ももちの実績は十分なものでしたが、彼だけがライセンスの受け取りを拒否しました。
他のプレイヤーは全員ライセンスを受け取りました。

意見表明の原文が一部見つかりました。

「あなたたちは誰ですか。ゲームが好きな方々なんですか。」

当時を思い返すに、新団体の詳細もさることながら、将来どういう方向に持っていこうかということも不明瞭だったと思います。手探り状態で混沌としていたわけですが、胡散臭さも感じていたのかもしれません。

インターネットもない時代の格闘ゲームのプレイヤーは、ゲームセンターで交流を持っていて、今より横のつながりが強いものでした。そういう仲間でゲームを盛り上げてきたという自負もあったのでしょう。

そこへいきなり外部の人間が団体を立ち上げて、「あなたたちにライセンスを与えます」と言われても釈然としないものがあったのでしょう。

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プロゲーマーももちがプロライセンスを辞退した理由その2

ももちの奥さんもプロゲーマーとして活動していました。

当時のプロゲーマーの定義は、企業のスポンサーが付いてそこから報酬を得ているというものでした。定義というより、およその共通認識と言ったほうが適当かもしれませんが。

ただ奥さんの実力はトーナメントプロといえるものではなく、宣伝や普及がプロ活動の中心でした。当時は(今もかもしれませんが)女性の格闘ゲーマーというのはもの珍しかったので、スポンサーも付いたのでしょう。

しかし

ライセンス付与によってプロ認定される制度が確立されてしまうと、トーナメントプロしか認められないということにもなりかねません。

このあたりをかなり警戒していたように感じました。

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最近のももちについて

私が格闘ゲームを観戦するようになったのは3年前くらいからですが、当時は上位で見かけることはほとんどありませんでした。

しかし最近は復活の兆しを見せ始め、今回はついに優勝賞金500万円の大会で優勝しました。

前作でも世界大会での優勝経験があったので、長いスランプから抜け出したという感じです。
ももちだけではなく、他にも低迷期から抜けて活躍できるようになったプレイヤーがいるので、見ていて楽しいです。

前回優勝した大会も賞金の減額で話題になりましたが、それまではそもそも上位進出もできなかったような気がします。

プロライセンスのゴタゴタで発奮したのかもしれませんね。

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