パソコン通信とは?インターネットとの違いとは?ニフティサーブからインターネットへ

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パソコン通信で出会い、今では孫もいるという人の話題がニュースになっています。

いい年したおっさんの私が子供の頃にはパソコン通信がありましたから、三世代の時間が経過したと言われてもそれほど不思議ではありません。

私もパソコン通信は経験がありますし、インターネットの黎明期についても知っています。

当時のことを振り返ってみます。

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パソコン通信とは?ニフティサーブやPCーVANの内容は?

一言で言えば「文字だけのインターネット」といったところでしょうか。

費用がかかるということも付け加えておきます。1分あたり、10円から20円くらいかかっていたような気がします。

私がパソコン通信をやっていたのは、1995年から数年の間です。それ以前のパソコンがマイコンと呼ばれていた、少年~青年時代にもパソコンには接していましたが、空白期間が何年かありました。Windows95でパソコンのブームが起こり、出戻ったという次第です。

マイコン少年時代にも、パソコン通信のことは知っていました。しかしパソコン自体が20万も30万もしていた時代(ディスプレイや記憶装置は別売)、縁のないものだとだと思いほとんど興味を持ちませんでした。

電話のついたパソコンがあったことは覚えています。

マイコン少年だった頃はBASICでプログラムを組んだり、ゲームで遊ぶことにパソコンを使っていました。

しかしWindows95は何がやりたくて買ったのかはよく覚えていません。アドベンチャーゲームや将棋のネット対戦などもやりましたが、結果的に一番よく利用したのはパソコン通信でした。

私が加入したのはニフティサーブです。

話題にあげる対象が分野別に分けられ、それぞれ細分化されていました。ニフティではフォーラムと呼ばれていました。インターネットの掲示板とほとんど同じと言ってよいでしょう。

しかし内容の質は別物でした。

今のインターネット掲示板の書き込みは、パソコン通信のそれと比べて読みごたえがありません。そもそも文章量が少なすぎます。書いたところで今のネットユーザーは、3行以上は読めない(面倒くさい)という人も多いようです。パソコン通信では、書き殴ったような、言い捨てるような文章はほとんど見かけませんでした。

ケンカも頻繁に起きていましたが、罵詈雑言をぶつけ合うのではなく理屈を戦わせるようなやりとりで、それが実に新鮮でした。筋の通らない、あるいは頭の悪い側が言い負かされるので、読むことが楽しかったです。今ではネット上のケンカなど、全く読む気が起こりませんが。

「家庭用ゲーム機フォーラム」は多かったですね。

頭はいいのかもしれませんが、やたら攻撃的な人がいました。慇懃無礼な文体で、必ず相手を言い負かしていました。当時は読むのが楽しみでした(笑)

巡回ソフトのNifTermは私も使っていました。懐かしいです。

将棋のフォーラムもよく見ていましたが、ケンカを見た記憶がありません。内容がとても充実していました。駒落ち定跡のログは印刷して保存し、今も残っています。ただこの種の情報は、現在のインターネットの方がはるかに充実しているでしょう。

長文で議論を戦わせる場を提供していた、という点にパソコン通信の特徴があると思っています。

今のインターネットにもどこかにあるのかもしれませんが、私は知りません。

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パソコン通信の速度について

現在と比較したら、はるかに遅いのでしょう。しかしパソコン通信は文字だけなので、通信速度に不満を感じたことはありませんでした。ニフティで次の投稿が読みたくてよくリロードしていましたが、今のインターネット並みのスピードで更新されました。

当時のインターネットの通信速度には不満がありました。画像の表示速度の遅いのなんの。

そもそも当時のインターネットは、文章も含めて情報量自体が少なかったです。検索エンジンというものも記憶にありません。

ひとことで言って、面白くありませんでした。無料でも見ることはほとんど無く、有料のパソコン通信ばかりやっていました。

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パソコン通信の料金について

初期は常時接続という概念がありませんでした。1分の接続で、10円から20円かかっていたと思います。

そのため接続中に新着投稿をまとめてダウンロードして、ログアウトした後にそれを読むとスタイルが標準だったと思います。私は面倒なので、また新しい投稿を早く読みたかったので、そのようなことはほとんどしませんでしたが。それでも月に何万円もかかるということはなかったと記憶しています。

困るのは、当時のインターネットやパソコン通信は、電話回線で行われていたことでした。

接続中には電話が使えなかったのです!

当時はスマホはおろか、携帯電話すらありませんでした。家族や職場の上司に、よく怒られたものです(笑)

段々インターネットへ移行していったのですが、その頃はニフティには月額2000円の定額料金プランに加入していました。それでも当初を思えば安いはずなので、従量制の料金で接続していた頃は月に1万円以上は支払っていたのかもしれません。

ニフティをつまらないと思った記憶はないのですが、インターネットの魅力がどんどん増していったので、たとえ安くとも見る機会は減っていきました。はやく退会しておけばよかったです。年単位で月会費を払い続けていました。

子や孫を残すきっかけを作るなど、ほとんど全てのことは現在のインターネットで代替できるようになっています。代替どころか、果たしている役割はパソコン通信とは比較になりません。速度や費用なども面でも同様です。

早い、安い、うまい(?)と、あらゆる面でインターネットはパソコン通信を凌駕してしまいました。

パソコン通信が廃れたのは当然でしょう。ニフティに書き込みはほとんどしたことがなく、そのため人とのつながりを持ったこともありません。

黎明期からやり込んでいた人ほどの思い入れも持っていないのかもしれません。

ただ初めて触れた時に受けた刺激、そして感じた楽しさは、今でもよく覚えています。

今でも完全に絶えてしまったわけではありません。まだパソコン通信ならではの楽しみがというものが残っているということなのでしょう。

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