『日本国紀』(にほんこくき)内容感想 江戸時代その4

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農民は悪代官にコメをほとんど取り上げられて、年に数回しか食べられず、
粟や稗ばかり食っていたと思っていました。

テレビの影響なのか、学校教育のそれなのか、あるいは両方なのかもしれません。
どちらも同じ歴史観の人間が携わっているのでしょうから(笑)

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あれっと思ったのは、これはテレビなのですが、時代劇の暴れん坊将軍のある回を見たときでした。

火消しのめ組がたくさんコメをもらってきて、10人はいる大所帯にも関わらず、
とても食べきれないと言っていました。

農民は普段ろくにコメを食べられないのに、しかも身分が下の町人にもかかわらず、
これほどふんだんにコメがあるというのはおかしい。

いや、だから農民は身分が上という建前で、不満を抑えさせているのだろう。

などと考えていました。

全然違っていたのですね。

8割の農民からコメを根こそぎ奪って、それをだれが食べるんだという話は、確かにその通りでした(笑)
地主に搾取されているというのも違うのですね。

日本国紀はまだ全部は読んでいませんが、知っている知識もたくさんありました。
昔、小林よしのりさんの漫画で読んだ内容と、共通箇所が結構あります。
それも教科書批判の内容でした。
農民が極貧に喘いでいたイメージは誤りであるとも書いていました。

脚気(かっけ)

子供のころ結構聞きました。
聞くだけで、患っているという話は聞いたことがありませんが。

見分け方として、椅子に座って足をだらりと下げ、膝をコツンと叩いて、
足が跳ね上がらなければ脚気にかかっているということだったと思います。

白米ばかり食べるとかかる、玄米を食べればよい、ビタミンB1の欠乏が原因、
ということも知っていました。

しかし今まで玄米など食べたことがありません。
白米ばかり食べているのに、現代人はなぜ脚気にかからないのでしょう。

ビタミンB1はどうやって摂取しているのか、

これを機に少し調べてみることにしました。

豚肉に多く含まれるのだそうです。
私はよく食べています。
江戸時代は食べる習慣がなかったから、その分摂取出来なかったのでしょう。

うなぎにも含まれています。
好きなのですが、高級食材なのでめったに食べられません。
江戸時代はどうだったのでしょうか。

インスタントラーメンにも含まれています。
これも江戸時代にはありませんでしたね。
普段よく食べます。

あまり体によいとは思えないのですが、メーカーも栄養の点を幾分考慮して、
体によいものを含有させているのだと思われます。

新井白石と田沼意次

小判の金の含有量を減らしたせいでインフレになった、
学校の教科書でよく見かけました。

当然悪いイメージしかありませんでした。
教科書もそう思わせるように書いていたという気もします。

しかし金本位制から管理通貨制に移行しただけのことと考えれば、
それほどの悪政とも思えません。

これまで抱いていたイメージと異なる見解を見つけた時は、特に興味深く読んでいます。

新井白石と田沼意次に関してもそうです。

白石は有能で、意次は汚職役人というのが、学校で習った当時のイメージで、
おそらく今の日本人の間でも変わっていないと思います。

しかし日本国紀においては、逆の見解です。
白石についてはあまり触れていませんが、意次については『傑物』とまで書いています。

汚職についても書かれているように、ネガティブ・キャンペーンに過ぎなかったのかもしれません。

現在においても汚職追求がありますが、長々と続けるのはおかしいのではないでしょうか。

世論喚起のためにとりあげるのは問題ありません。

しかし国会は取調室ではないのですから、さっさと警察なり検察なりに告発して、
捜査を司法に委ねるべきだと思えるのですが、どうなのでしょう。

あるいは確たる証拠もないのに、政敵のイメージを損なうことだけを目的に、
延々と話題を引っぱっているだけではないかとも思えてきます。

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2年くらい前に、将棋のプロ棋士がソフトでカンニングしたのではないかという疑惑の騒動がありました。

それについては長くなるので書きません。
私の意見を完全に代弁しているサイトも見つけられなかったので、一応検索ページへのリンクを貼っておきます。

将棋 ソフト 冤罪 事件 のグーグル検索のページ

この事件を受けて、「火のないところに煙は立たぬ」という言葉が大嫌いになりました。
悪意をもって相手を陥れる人間がやっているだけのことかもしれないからです。

田沼意次も、同様のケースだったのかもしれません。

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