『日本国紀』(にほんこくき)内容感想 昭和 前編

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日本の思惑について

日本は国際連盟で、人種差別反対の意見表明をしました。

帝国主義が蔓延していた当時は画期的なことだったと、絶賛する意見をよく聞きます。
日本国紀においてもそうです。

八紘一宇という言葉もありますが、植民地支配されていた有色人種たちに思いを馳せた博愛主義的な思想からだと、
私もずっと前から思っていました。

しかし今ふと思いました。

これは日本人が差別されたくなかっただけのことではないでしょうか。

欧米諸国に並ぶ力を持つようになりながらも、白人の有色人種に対する差別に苦しんでいたということです。

自分のことだけ考えて、有色人種全体のことを考えていたわけではないと言いたいわけです。
だからと言って悪いことではないと思います。

日本が欧米の宗主国を追い出すことによって、東南アジア諸国が独立を果たせたと言われています。
しかしこれも現地人のためというわけではなく、単に石油とその運搬のルートを求めていただけだと思います。

これも悪いことではないと思います。

日本は欧米と戦っていたわけで、東南アジアを侵略したわけではないというのは一理あるでしょう。
事実、戦後の現地の首脳たちは、そろって日本のことを褒めたたえているのですから。

ただ、日本が独立させてやったように言うのは、少し違うと思います。

しかし不思議なのは、戦後帰国しないで、現地の独立戦争に参加した日本兵が多くいたという話があることです。

戦中、共に力を合わせて欧米と戦うこともあったのでしょうか。

それによって仲間意識が生まれ、日本が負けたからといって、
舞い戻ってくる宗主国と戦う彼らを見殺しには出来なかったということなのかもしれません。

だとすれば、それは誇ってよいことだと思います。

保護貿易について

ブロック経済という用語を聞くのは、学校で習って以来です。
懐かしいです。

保護貿易というのは、ずっと絶対悪のイメージがありました。
自分さえよければいいという偏狭な考えで、世界のみんなのためになるようにするべきだと思っていました。

しかしこれは今、アメリカのトランプ大統領がやっていることです。
そしてそれは「自国第一主義」と批判を受けています。

トランプ大統領が就任してしばらくたちますが、当初出て来たときは、かなりふざけた人間という印象を持ちました。

しかし今では、なかなかよい政治家なのではないかと思うようになりました。

少なくとも、オバマの後の民主党の、女のなんとかいう対立候補が当選したとしたら、
選挙を行なう意味はほとんどなかったのではないかという気がします。

何もやらないという意味においてです。
トランプは良くも悪くも、大きな動きを生み出しています。

日本でも、このくらいの政治家が出てきたら面白いとすら思うようになりました。

日本の「他国第一主義」に、うんざりした気持ちもあります。

何かあれば、必ず外国にカネをばらまいています。
それは国益として回収できているのでしょうか。

トランプは不法移民に厳しく対応しています。

日本もこの問題と無縁ではありません。
日本の海岸に難民が押し寄せて来た時、日本は武装して対応することができるのでしょうか。

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ここからはアメリカの立場に立って、少し書いてみます。

輸入品に関税をかけまくっていますが、これも学者や評論家からは評判が悪いです。
自国第一主義=自分勝手というだけでなく、それではアメリカもそのうち潰れるというような論調でも批判を受けています。

アメリカのためと言いたげですが、それはウソでしょう。
代案は一切提示されないということは、今までのことをこれからも続けろということなのですから。

今のルールを守って国益を失う一方なのであれば、ルールを変えようとするのは当然のことです。
やりすぎれば反動はあるでしょうが、どこまで自分の主張を押すかは、その国が決めることです。

輸入品関税において中国とチキンレースをやっていますが、普通に考えれば先に音を上げるのは中国の方です。
詳しくは知りませんが、中国が知的財産権を侵害しているということであれば、それを正すかもしれません。
何もしなければ、中国が儲ける一方であることは間違いありません。

保護貿易も自国の利益にかなうのであれば、それは善政であると言えます。

自然エネルギーの技術が上がったら、日本も保護貿易をやってみればいいのではないかと思います。

膨大な食料品を輸入して、どれだけ廃棄しているのでしょう。
地方では地産地消を推奨していますが、それを国でやるだけの話です。

トランプはおそらく今までいなかったタイプの政治家でしょう。
彼の施策が良くも悪くも、今後どういう結果に向かうのか見ものです。

昭和とほとんど関係ないことを書いてしましました。

帝国主義時代の門戸開放の要求も、それはきれいごとで、本音はアメリカにも分け前をよこせということだ、
といかにも悪だくみかのように書かれています。
しかし、それはアメリカにとっては善政であるということです。

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