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9月入学の可能性はあるのか予想する メリット・デメリットは?

 

情報や考えをまとめるために書きます。

9月入学への移行の議論は以前からあったことは知っていました。

欧米が9月入学だからそれに合わせようという理由でした。私はほとんど興味もなかったのですが、そんな理由だけで合わせる必要はないと思いました。

また桜の季節に入学というのが自然という感覚もありました。9月入学などごく一部の人が考えていることで、現実的ではないと思っていました。

しかし今では世論調査で賛否がほぼ半々に分かれています。

発端はコロナです。

この機会に終息を見込める9月入学に変えて欧米に合わせよう、ということが言われるようになりました。

実現するのでしょうか。

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9月入学の可能性はあるのか?

少なくとも今年度からということはないと思われます。

さすがに時間がありませんから。

そして与党も及び腰であるという報道もありました。それは先延ばしということではないです。

賛成派は、「今年できなければもう移行の機会はなくなる、だから急げ」ということを言っていました。

コロナが収束してしまったら、欧米に合わせるという理由だけで賛成する者はいなくなるだろうと考えてのことだったのでしょう。そしてそれは今までも同様でした。

最近では5年かけて移行しようみたいな案も出てきているようですが、コロナ終息後も議論が続くものでしょうか。

今賛成している人の理由次第でしょう。啓発によってグローバル意識に目覚めたか、それとも学習の遅れに都合がつけば欧米のことなどどうでもよいのか。

9月入学のメリット

そもそも入学時期については欧米も日本もその時の都合で決めただけで、特段合理的な理由もないようです。

諸説ありますが、収穫が終わった時期、あるいは役人の都合のよい時期という理由で決められました。

農業であれば好きな時期に収穫というわけにはいきませんが、勉強するのは別にいつでもかまわないという気がします。しかしいつでもいいのであれば今のままでもよいということになってしまうので、ことさら変えるというのであれば合理的なメリットを示す必要があるでしょう。

欧米が9月入学だから

当初は、そして今までも、これしか聞きませんでした。まあ、なかなか相手にされないでしょう。

しかしコロナを機に実現の目も出てきたと考えたのか、もっともな意見も出されるようになりました。

受験の時期が今では雪やカゼの流行と重なるから

これはもっともだと思いました。

賛成派はこちらをもっと強調した方がよいのではないでしょうか。思っていることは外国に合わせていずれは国境を無くすみたいなことであっても、一般人は敬遠しますから。

留学生の負担を減らせるから

時期に合わせるための待機時間があるということでしょうか。あるいは学年の途中で留学するとか。

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9月入学のデメリット

「どちらでもよい」と考えている人は、どちらかと言えば反対派になるのでしょう。決を採るとき賛成はしないのでしょうから。

メリットと変更手続きの負担が釣り合わない

負担がなくても反対という人は別として、こう考えている人は多いと感じます。

人的負担は全国に及びますし、金銭的負担はどれほどのものになるのでしょう。

一企業のロゴを変えるだけでも何百億というはなしもありますが、日本全国で9月入学に切り替えてたらどうなるのか、

まず試算を出してみるべきでしょう。

留学生の減少

日本の留学生は20年前の10%にまで落ち込んでいるそうです。彼らに便宜を図るためにどこまでやるのかということです。

しかし留学生が増えたとしても、それがよいことばかりなのかという疑問もあります。

人材流出というリスクはないのでしょうか。外国人の受け入れにも別のリスクが生じるでしょう。

習慣を変えたくない

秋入学でこれから冬に突入する中で新生活を迎える。

日本人がこれをそう簡単に受け入れられるものなのでしょうか。同じことをやるのだとしても、日勤と夜勤くらいの違いがあると思います。

まあ学生生活も遠くなった私には関係ありませんが。

その関係ない9月入学に、ほぼ半数が賛成するという調査結果がマユツバだと思っています。どうなっているのでしょう。

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9月入学に賛成する人&発言一覧

吉村洋文大阪府知事

たしか彼が最初に言い始めたと記憶しています。今人気絶頂の政治家です。賛成派がここまで増えたのは、これが理由かもしれません。

フジテレビ系情報バラエティー番組「直撃! シンソウ坂上」で、このように発言しています。

「世界のグローバルスタンダードは9月入学で、G7で4月入学なのは日本だけ。G20でも日本とインドだけ。10年後20年後の日本の未来を考えた場合、絶対に9月入学をやるべき」

MC坂上忍の「物理的に間に合うのか」の疑問には、このように回答しています。

「来年9月からスタートすればいい」

「現状4月は授業ができていない。5月も休校。6月からでも、どこかでまたコロナが来るかもしれない。この1年間の勉強を3月末までにやるよりも、1年半かけてしっかりやったほうが子供のためにもなる」

そして、このように続けています。

「日本は前例が好きだから、普通に動いているときは変えられない。今やらないと一生できないガラパゴス状態になるから、今やるべき」

「それに向けた準備を今やるべきで、やるなら早く決めてあげないと。受験生のためにも」

小池百合子東京都知事

それに合わせたのが小池百合子東京都知事でした。

後に吉村知事との共同メッセージを出しています。

尾木ママこと尾木直樹

どこかで9月入学でも問題ないという内容の発言をしていました。

「今は異常事態 平時の議論ではありません!」との発言を題した記事を見つけたのですが、平時に戻ったら9月入学を進めろという内容でした。

自身のブログで「文科省の皆さん!既成の枠の中で考えないで!」と題し、「9月新学期制の検討始めてくださりホットしました」とつづっていました。

「心配は、既成の枠組みの中でシュミレーションするとあちこちに壁がそびえ立ちとても無理になります」

「今は異常事態 平時の議論ではありません!だからこそ枠外してシュミレーションお願いしますね」

村井嘉浩宮城県知事

調べていて知ったのですが、言い出しっぺは吉村知事ではなく村井氏のようです。お名前すら今まで知りませんでした。

9月入学に反対する人&発言一覧

竹田恒泰

『そこまで言って委員会』では、負担とメリットが釣り合わないという、比較的消極的な理由で反対していました。

しかしYouTubeチャンネルでは、いくつもの反対理由をぶちまけていました。

番組内でも世論調査の結果と同じく賛否がほぼ半々だったような気がします。

佐竹敬久・秋田県知事

「春夏秋冬、日本人の気質として、春からの方がよいだろう。海外が日本に合わせるべきだ」

「あれは改革論者と称する方々のパフォーマンスだ」

「(9月入学は)日本人の発想ではない。何でもかんでも海外に合わせるのではなく、海外が日本に合わせる。それくらいのことを安倍さん(首相)が言えばいい」

県政協議会で自民党の県議から9月入学に対する見解を問われた際の発言です。

相当鼻息荒くまくし立てたようですが、後日の知事会見では幾分トーンダウンして次のように述べるにとどめていました。

「相当な混乱になる。コロナの終息にエネルギーを使っているときに、できないでしょう」

前川喜平

「9月入学については、無責任な議論が横行している」

「ちょっと真面目に考えれば、その困難さが分かるはずだ。文部科学省で過去に何度も検討したことがある。今の高3生のためには、大学の9月入学枠をできるだけ広げることと、9月入学のためのセンター試験を来年6~7月に実施することを検討すべきだ」

「今年の小1を9月に入学させると、その12分の5は入学時に7歳になる。来年以降もそうするなら、義務教育の年齢を『6歳から』でなく『6歳5か月から』に変えることになる。もし来年9月の新入生を6歳に戻すなら、来年の4~8月に6歳になる子も加わるから、この学年だけ人数が4割超多くなる」

「来年から大学を全部9月入学にすると、来年の新入生の検定料、入学金、授業料の入金が5か月遅れになる。私学財政には大打撃だ。当然補償が必要になる。世耕議員は近大の経営者だから分かってる」

賛成にしろ反対にしろ、ここまで具体的に言及していることに驚いたのですが、前川氏は文部科学省元事務次官でした。

もっと驚いたのは、反対派だったということです。

寺脇研元審議官

「今はまず何より、いかに早く学校を再開して子どもたちの日常を取り戻すには何が必要かを真剣に考える時!」

悪名高い「ゆとり教育」の推進者です。

『そこまで言って委員会』だったと思いますが、ゲスト出演したときに辛坊治郎から

「よく出演する気になれましたね。」

みたいなことを言われていました。

番組から依頼したはずなのにそれはないだろうと思ったのですが、寺脇氏が世間にもの申せる立場じゃないだろうと考える気持ちも分かります。(笑)

 

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