テレビドラマ

NHKドラマ『路』ネタバレ?日本と台湾の新幹線の違いを調べてみた

台湾新幹線導入を描いた長編小説『路』(ルウ)が、NHKと台湾テレビ局PTSの日体協同制作でテレビドラマ化されました。

台湾に新幹線を導入する時代を背景にした人間模様を描いています。

ドラマでは導入にあたって、日本と台湾の意見の違いから激しい火花を散らせています。

売り込む側の日本の商社は日本流の安全レベルを維持した上で導入したいのですが、台湾側はそこまでする必要はないと考えているのです。

とはいえ日本側もライバルを出し抜くためにとりあえず契約を締結し、その後ごねるという手口を使っているように見え、その点は不誠実さを感じないでもありません。最近でもどこの国か忘れましたが、そのような報道を見ました。見積もりの金額と実際の工費が異なるという話で、その時は相手の言い分はもっともだと思いました。

東京オリンピックの費用も、当初の見積もりから何倍にも膨れ上がるという話もありました。同じ調子で外国でもやったとしても不思議はありません。今回のドラマでも、相手から「こちらの条件を理解したうえで受注したのではなかったのか」と言われていました。

話が脱線しましたが、結局日本側の言い分が通ったのかが気になります。

ドラマはフィクションですが、この点は現実に即して作られているはずです。調べてみました。

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ドラマ『路』ネタバレ?台湾の新幹線は日本流で導入できたのか

原作は未読ですが、現在導入されている台湾新幹線がどうなっているのかを調べました。

現実は台湾の言い分が通り、日本の気に入った部分だけを取り入れた仕様で運行されています。

ドラマでもありましたが、当初は欧州のシステムを基準に進められていました。そのため、分岐器はドイツ製、列車無線はフランス製、車輌などは日本製と、混在したものになっています。

台湾新幹線が当初欧州システムに決定した理由 日本はなぜ後から参入できたのか

ドイツ・フランスの欧州連合のシステムの方が低コストだったからです。

また当時のアメリカが民主党のクリントン政権下で中国寄りのため戦闘機の購入ができず、フランス製を導入する必要があったため繋がりを持っておきたかったという事情もありました。

のちに日本が参入できたのは、

・アメリカが戦闘機の売却に同意したこと
・ドイツで大規模な脱線事故が起きたこと
・台湾で大地震が起こり日本の持つ対策ノウハウに注目が集まった

などの理由があります。

運転技術指導はJR東海が行っていますが、当初は日欧混在のシステムであることを理由に断っていました。

現在は日本で研修を受けた台湾人の教官が、台湾現地の乗務員候補を指導しています。

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日本と台湾の新幹線を比較してみた

日本と台湾の新幹線の同じ点

車両が東海道・山陽新幹線の700系改良型の700T型で、外観は日本の新幹線とほとんど同じに見えます。

軌道はほぼ日本製です。ただ分岐器付近はドイツ製が採用されています。

日本と台湾の新幹線の違う点

軌道中心間隔は4,500mm(新幹線:4,300mm)
トンネル断面積は90m2(新幹線:64m2)
最急勾配は35‰(新幹線:15‰)
早期地震警報システムは採用されておらず、地震計との連動(40ガル以上で停止)のみ

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