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藤井聡太七段の31銀て何がすごいの?6億手って…将棋棋聖戦第2局感想

藤井聡太七段が棋聖戦に連勝し、最年少タイトル獲得記録に王手をかけました。

もうこのままストレートで決めてしまってください!

さて、第2局では58手目の31銀が話題になりました。

なんでもAIでは、6億手読んだ時点で初めて最善手に挙がってきた手だとか。

ただ、こういうことがそれほど意味を持つとは私は思っていません。だって藤井さんが6億手読んで導いたわけでもないし、毎回AIの手を導けるわけでもありませんから。

もう「AIより強い(かも)」みたいなミスリードはやめるべきですね。つまるところ、だったらAIと指してみろということになるわけですから。

しばらく将棋は見ていなかったのですが藤井聡太が何かと話題になるので、最近はまた時々見るようになりました。

棋聖戦第2局を振り返ってみます。

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棋聖戦第2局感想 藤井聡太七段の31銀がヤバイ!!!!!

藤井七段は後手番です。角換わりを得意としていると聞きますが、本局は先手が矢倉を志向しました。

こういうのは避けるとおかしくなるので、藤井七段も応じます。

細かいことを言えば、20手目に5筋を受けなかったあたりに昔からの指し手の違いを感じました。先手の5手目77銀も、昔はかなり少なかったはずです。飛車先の突きこしも早かったですし。

先手番の急戦矢倉は、プロの将棋では初めて見ました。本来後手番の指し方ですが、それもリアルタイムでは見たことはありません。

先手なら一手早いということでしょうか。同様に後手番戦法とされていた中飛車も、最近では先手でよく指されているようです。

36手目22角も珍しいですが、もっと意外だったのは42手目の54金です。

こういうところに才能が現れるのでしょう。

どうやったらこのような手を思いつくのか。5筋を受けなかったから指したくなった、ひらめいたのでしょうか?

飛車が向かい合ったところから後手に形成が傾いていきます。素人では「互角ではないかもしれない」くらいしか分かりませんね。

そして問題の58手目31銀です。

この手を見て思い出したのは、芹沢博文プロと小池重明アマのエピソードです。

指導対局の時、小池重明はこの手と同様に交換したばかりの銀を、受けのために打ちました。

それを見て芹沢は「そんな手はない」と相手の駒を盤から駒台に戻したそうです。

小池は「いや、ここに打たないとつぶれる」と言い、また打ち直します。

芹沢も引かなかったのでもめたという話です。

まず思ったのは、いくらプロとはいえ失礼であるということです。そういうことはきっちり負かした後、感想戦の時にするべきことだと。

その局面は見ていませんし、どちらが勝ったかも分からないのですが。

検索してもうまく見つけられませんでしたが、この件に触れたツイートを見つけることはできました。

藤井聡太相手に「そんな手はない」と言える人間はもういません。

迎合するわけではありませんが、この銀が遊びゴマにならないということは間違いないわけです。また優勢なのだから、受け一方の手が悪いとも言えません。

反撃に転じましたが、これはこれで攻め切るのは大変そうに見えます。歩の使い方がうまいと思いました。

持ち駒を使い切っての寄せ、投了図は一応一手差にはなっていますが、内容は圧倒していたのでしょう。

王位戦も気になります。

現王位の木村一基さんは50前という年齢からして厳しいと思うのですが、こちらは木村さんの方を応援したいと思っています。前年だって奪取できると思っていた人はほとんどいなかったはずですから、今期も何が起こるかわかりません。

木村一基九段とは 羽生善治九段を破り王位戦挑戦権獲得 豊島王位に勝てるか?

 

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