前回の最終回予想の感想をツイッターから頂いたのですが、その方も最終回予想を漫画で発表されていました。
アイデアが非常に面白いと思ったので紹介させていただきます。
鬼滅の刃の18巻まで読んだ時点で最終回を自分なりに予想して描いてみましたw(31ページ)
実際どうなるか分かりませんが温かい目で見てもらえると
幸いです!
サイトではこちらで読めます
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— りんご@鬼滅の刃の最終回描いてみた! (@applemanga513) February 9, 2020
太陽を克服したつもりの無惨は、実は人間に戻っただけであった!
この予想はかなり有力だと感じました。漫画やアニメの映像が目に浮かぶようです。
生か死か?鬼舞辻無惨の運命は?
この予想に魅力を感じたのは、何よりも痛快だからです。散々悪事を働いてきて、天罰など存在しないとうそぶく無惨にふさわしい最期ではありませんか。
もうこれしかない!
本編でこれを超えるアイデアを出して来たとすれば、それはそれで見ものであります。
根拠らしきものも挙げてみましょう。
過去にも似たパターンの作品があることを思い出しました。
『ふしぎの海のナディア』(放送期間1990年4月13日 – 1991年4月12日)のラストです。
宿敵ガーゴイルの最期は『快獣ブースカ』(1966年11月9日 – 1967年9月27日)の「シオシオのパー」が元ネタらしいですが、当時はまだ紅顔の美少年だった私には理解できませんでした。
自分を「神」と信じていたガーゴイルが、飛行石の光に触れ肉体が崩壊していく中で、彼もまた自身が下等生物と蔑んでいた人間だったことを知るというラストです。当時は痛快というより「おマヌケ」との声が多かったと記憶していますが、私はなかなか面白いと思いました。
「人間に戻る」ということ自体、よいアイデアです。私には思い浮かびませんでした。
鬼の出自は人間であり、それは無惨も例外ではないはずです。産屋敷の家系からひとり鬼となったのが無惨で、元は彼も人間だったのです。
何が彼を鬼に変えたのでしょうか。
鬼に関して少し調べてみたのですが、どうもピンときません。先日ブラタモリで地元の「鬼ノ城」(きのじょう)が特集され、鬼についての諸説が紹介されていたことを思い出しました。鬼舞辻無惨はこれじゃないという感じがします。
鬼滅の刃における鬼は、西洋のヴァンパイア(吸血鬼)から調べたほうがよさそうです。
ヴァンパイアの始祖は「真祖」と呼ぶのだそうです。他の吸血鬼から吸血されて吸血鬼化した者ではなく、鬼舞辻無惨もこれでしょう。
しかしこれで調べても、どうもよく分かりません。おそらく鬼滅の刃でも実際の伝承を元に創作されることと思いますので、本編を楽しみに待つこととします。
まだ完全読破はしていないのですが、どうやら無惨は縁壱を倒したわけではなかったようですね。
それどころか彼の寿命が尽きるまで逃げ回っていたとか。なさけねー。無惨は彼の実力を褒め称えていますが、それだけに手を尽くして負かしていたものだと思っていました。
ラスボスは無惨ではなく、鬼となって生き延びていた縁壱くらいではないともの足りないとさえ思えてきます。
いや、問題は無惨ではなく縁壱の方なのかもしれません。なぜここまで強くしたのでしょうか。日の呼吸の始祖というだけで十分です。
無惨は今回の戦いでも、旗色が悪くなると逃げ出すことはもはや確実です。
次は追い込みをかける戦いとなります。縁壱ですら果たせなかったことを、炭治郎たちはどうやって成し遂げるのでしょうか。
まとめます。
今までは無惨は生きるか死ぬかくらいしか考えていませんでした。鬼として死ぬか、あるいは封印されるかのいずれかだと思っていました。
しかし彼の運命の分岐に新たな要素「人間に戻るか戻らないか」が加わりました。人間に戻った方が面白いのではないかと私は思います。
「人の心を取り戻すか否か」という分岐もあります。
過去の鬼たちの中には、死ぬ間際に人間の心を取り戻した者もいます。
しかし無残に関してはたとえ肉体は人間に戻ろうとも、心は鬼のまま滅してほしいと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
記事にしてくださりありがとうございます!
こちらこそありがとうございました。