面白かったです!
東山紀之のシリーズにはなかなか慣れなかったのですが、脂が乗ってきたという感じです。
東山と松岡昌宏のコンビがかっこいい!
遠藤憲一はどうなったのでしょうか?
子役の女の子がかわいかったですね。「ムコどの~」というのが。泣くシーンで目薬が見つからず、演技力だけで泣いたという話です。
必殺仕事人2020感想 大物悪役について
見ごたえがありました。
悪役に大物役者が登場するのが、一つの売りになっているようですね。
高橋英樹や里見浩太朗が悪役だなんて、少し前では考えられないことでしたから。前回の西田敏行もよかったです。
次に誰が登場するか楽しみです。今パッと思いついたのは、水谷豊です。あと女性の悪役というのがあっても新鮮でよいと思います。
さて、今回は市村正親です。
今まで見てきた中でもかなり胸糞悪い悪党で、印象に残りました。
竹光で切腹させて介錯なし、という話が昔ありましたが、今回はそれ以上でした。
年1回というのはペースとしてはよいのかもしれませんね。悪役は成り手も少なく、しかも大物にふさわしいとなるとさらに限られますから。
昔の週1の頃ですら、悪役俳優の使い回しはひどかったですから。本当に同じ役者ばっかり。水戸黄門最多出演の内田勝正さんも、先日お亡くなりになりました。
あと脚本が練られていると感じました。今後も見ごたえのあるものをじっくりと作ってもらいたいです。
必殺仕事人2020感想 脚本について
オレオレ詐欺や半グレなど、世相を取り入れるのは旧作からの必殺シリーズの特徴の一つではあります。しかしちょっとおちゃらけた印象を持つこともありました。
今回は素直に、親子の情を踏みにじる悪党が許せないという思いを抱きながら見ることが出来ました。
受け子?が実は騙されていたというのが、よい視点だったと思います。
仕置シーンが2回あるのも、メリハリがあってダレることがありません。
これは今のシリーズになってからの傾向でしょうか。旧シリーズの2時間ものも多く見ましたが、やはり少し長いと感じることが多かったですから。
一応旧シリーズ長編のおすすめを書いておきます。
特別編必殺仕事人 恐怖の大仕事 水戸・尾張・紀伊
一番凝っているストーリーです。見応えあり
必殺! III 裏か表か
殉職シーン満載!壱、参、竜だったと思います。特に参の最期は必見!!
必殺4 恨みはらします
ほとんど『影の軍団』。なんと真田広之が悪役!いいキャラクターでした。
2時間時代劇のおすすめ作品
ついでに他作品を紹介しておきます。
水戸黄門もかつては前後編がありました。しかし視聴者からの
「来週まで生きていられるか分からないからやめろ」
という投書があったため、やめてしまいました。
ほんとジジイは辛気臭いわ。前後編作には面白いものもあったというのに。
『三匹が斬る!』が2時間ものでは一番のおすすめです。
2時間スペシャルが多く作られましたが、意外性を盛り込んだ脚本が多かったです。
テンポもよくアクションも派手で、退屈させられることはありません。キャラクターもみな明るいですし、時代劇が苦手な人にもおすすめできます。
必殺仕事人2020の東山紀之と松岡昌宏について
必殺は旧シリーズの頃からかなり見ていて、私はマニアの部類に入ると思います。
藤田まことの中村主水を長く見ていたため、今の東山紀之に慣れるまでにはかなり時間がかかりました。しかしそれももう10年が経つのですね。
東山と松岡昌宏のコンビ、その他のレギュラーにすっかり慣れました。
松岡昌宏は山崎努が演じた「念仏の鉄」を彷彿させるキャラクターで気に入っています。
降板する時はマニアの間では伝説となった殉職シーンを超える内容を期待します。
東山紀之も降板のときには殉職を期待します。
藤田まことは一応映画で殉職シーンはあったものの、生死不明ともとれるものでした。その上、のちの現シリーズに出演していますし。
亡くなってから劇中では引っ越したということになっていますが、存命中に殉職シーン決定版を見たかったです。
ご本人は生前意向を語っていたようでした。赤井剣之介のように?ドブ川で死ぬか、ボケ老人になって「ワシは若いころ仕事人だった」と言って、誰にも信じてもらえないというラストです。
ちなみに映画での殉職シーンは、名取裕子に後ろから刺されていました。
さて、東山松岡は年齢的にはまだまだやれるはずですが、すでに10年。少なくとも松岡は交代するかもしれません。
東山より彼の方が気に入っているのですが、殉職シーンも見てみたいので悩ましいところです。
一応確認したのですが、『家政夫のミタゾノ』の主演は松岡昌宏だったのですね。
見たことはありません。男か女か分からないあれは何者かぐらいに思っていたのですが、あれは女装している男だそうです。
しかし女性として勤務しているのです!
おまえのようなババアがいるか!!
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