先生の作品は、子供の頃よく読みました。
アニメも見ました。
成人してからも少しは読んだと思います。
コロコロコミックで読んだ藤子不二雄a作品の紹介感想
怪物くん
「藤子不二雄ランド」に収録された他誌版や、アニメの最終回が、それぞれ違っているようです。
コロコロ版の最終回は、別れを告げずに怪物ランドへ帰ってしまったと記憶しています。
怪物くんとヒロシがおのおの夜の月を見上げて、
「初めて会った日も、こんな月夜の夜だった」と言っているラストでした。
ちょっとあっさりしていました。
アニメ版の方が、ちゃんと別れを告げていて、心に残るものでした。
映画版は2作ありましたが、どちらも面白かったです。
「怪物ランドへの招待」のラストシーンは泣きそうになりました。
怪物ランドに人間は入れないという掟を破って、友人のヒロシをこっそり招き入れます。
それが父親である大王にバレてしまい、ヒロシは石と変えられてしまいます。
怪物くんはヒロシを救うために、秘境にある聖水だかを探しに冒険に出ます。
ヒロシが元に戻るシーンに泣けました。
同時上映は「ドラえもん のび太の宇宙開拓史」だったと思います。
こちらも心に残る名作でした。
忍者ハットリくん
漫画で印象に残っているのは、
忍者の掟を守るために、誤解を受けたまま辛抱するという話です。
印象に残っていると言いながら、最後のコマ以外は覚えていないです。
ハットリくんが泣いていました。
弟のシンゾウの武器が、大きな泣き声でした。
ピンチになると飼い犬や飼い猫が、耳栓をしてペンチを持ち出し、
シンゾウを思いっきりつねります。
エコーがかかった泣き声が響いて、敵を撃退します。
こう書くとひどい話なのですが、子供の頃はこれを見て笑っていました。
アニメ版がよかったですね。
「藤子不二雄ランド」で読んだ藤子不二雄a作品の紹介感想
「藤子不二雄ランド」は、藤子作品が1時間枠でアニメ放映されていた時期に、
週刊で発売されていた漫画です。
購読はしていませんでしたが、おっさんになった頃、図書館でけっこう揃っているのを見つけました。
魔太郎がくる!!
いじめられっ子の魔太郎が復讐する、1話完結のストーリーです。
結構エグいものもあって、やられた者のなかには、
死んだり再起不能になったりする者もいたのではないかという感じです。
ライバルの赤ちゃんも不気味でした。
「ブラック商会変奇郎」という二番煎じっぽい作品もありました。
プロゴルファー猿
最初に読んだのは、別冊コロコロ版の「新・プロゴルファー猿」でした。
荒唐無稽ですが、漫画としては面白かったです。
最近少年ジャンプでもゴルフ漫画をやっていて、期待していたのですが、
打ち切られてしまいました。
思えば、少年向けに面白くするのは難しいジャンルでしょうね。
新・猿では死人が出ていました。
断崖絶壁のところで、中国拳法家風のゴルファーが、
クラブのヘッドを付けたヌンチャクを振り回していたら、
猿のスーパーショットに受けたプレッシャーのせいで、誤って崖下に転落しました。
敵対するオーナーが、隠しバンカーと称して落とし穴を仕掛けたりしていました。
これはアニメ版だったかもしれませんが。
不二雄A先生はゴルフをやったことがないのに、
猿を描き始めたと聞いたことがあります。
旗包みとかモズ落としという技は、妙にリアルでいい感じだと思いました。
「藤子不二雄ランド」に収録されていたのは、少年サンデー版だと思います。
図書館には全巻揃っていなかったのが残念です。
ただ、最終シーンは何かで見ました。
プロテストが悪天候に見舞われ、満身創痍になりながら最後のショットを放ちます。
カップインの音を確認した瞬間、気を失うというラストで、
とてもかっこいいと感じました。
なんとか読みたいと思います。
後年の続編ブームの一環で、大人になった猿の漫画がありました。
タイトルは「SARU」
前作のラストでは失格だか中止だかで、プロにはなれなかったという設定です。
とても悲しいと思いました。
ブレーンを勤めていた弟が敵対していたことくらいしか覚えていません。
最終回はどうなったのでしょう。
まんが道
これも図書館で読みました。
おそらく猿以上の大長編で、これも全巻は揃っていませんでした。
昔本屋では、事典みたいな厚さの本が何巻も出ていたと思います。
図書館では1巻から読めたのは幸いで、
上京して手塚治虫との交流を描いたあたりまでは読めました。
学生時代に読んだ藤子不二雄a作品の紹介感想
笑ウせえるすまん
大橋巨泉の番組のアニメ枠でやっていました。
原作はもっと昔からあったはずですが、
当時本屋には再録を数話まとめた1冊しか売っていませんでした。
競馬場の待ち合わせでわざと遅刻して、
しびれを切らせた相手が馬券を買いまくってしまい、
全部すったのを見届けてから現れる、という話が面白かったです。
藤子不二雄Aの現在
藤子不二雄a展 六本木にて開催中
本記事を書こうと思ったのは、NHKの朝のニュースで藤子不二雄A展の紹介をしているのを見たからです。
現在84歳。
風貌は、結構若々しい印象を受けました。
3年前まで仕事もしていたそうですし、まだやれそうな感じがしました。
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