半沢直樹の新作ドラマが始まりました。
半沢に同業他社の買収の相談を持ちかけてきた『電脳雑技集団』の副社長を南野陽子が演じています。
ほとんど時代劇で悪役は顔でほとんど分かってしまいますが(笑)、『電脳雑技集団』はちょっと違う感じです。
主人の社長はごく普通の風貌ですし、南野陽子が演じる副社長もちょっと鼻持ちならない社長夫人に見えるくらいです。
原作『ロスジェネの逆襲』はかなり凝ったストーリーで、『電脳雑技集団』は半沢だけでなく銀行とも火花を散らすことになります。
原作小説は読了していますが第1回を見たところ、ドラマ化にあたって結構改変があります。そういう点も楽しみながら見ていこうと思います。
電脳雑技集団の名前の由来は?中国のフロント企業なのか?
『電脳雑技集団』という社名は変わっていますよね。
原作小説にはきちんと説明があったのですが、ドラマでは何も言及されませんでした。
それでは中国の企業なのかと思ってしまってもおかしくありません。
ここで紹介します。
『電脳雑技集団』とは、平山一正が35歳の時それまで勤務していた総合商社を辞して創業したベンチャー企業。
中国企業を連想させる社名は、かつて中国雑技団によるアクロバティックな演技を見て感動した平山が、IT分野でも同じ超絶技巧を駆使するプロ集団をイメージして命名したもの。
あくまでも原作小説での設定です。しかし改変が結構あるとはいえ、社名のおそらく由来は同じでしょう。
平山社長の衣装が人民服っぽいのも、中国への思い入れからでしょうか。
『電脳雑技集団』はこれからどうなる?
最初に半沢に依頼した仕事を、銀行が横取りしたことから倍返しの物語が始まります。
そこで半沢は電脳が買収しようとしていたスパイラル側について、買収を阻止することになります。
電脳は買収資金を用意するよう銀行にせっつきますが、巨額な上に株価も上がっていくので稟議を通すのに苦労することになります。
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