幻焔計画とは…
「クロスベルの虚ろなる“幻”をもって帝国の“焔”を呼び起こす」
この言葉は作中で何回も出てきたはずですが、このたび調べて、やっと思い出したという次第です。
私は閃3の巨イナル黄昏で、幻焔計画が完了したのだと勝手に思っていました。後から考えてみると、それはやはりおかしいです。
巨イナル黄昏は 地精。
幻焔計画は 結社。
幻焔計画はまだ続きがあるはずです。
クロスベルの幻の至宝は失われているのに、なぜ計画を進めているのか
虚ろなる幻とは、零の至宝のことでしょう。
碧の軌跡でアリアンロードとキーアが何やら話すシーンがありましたが、内容は忘れてしまいました。
調べてみたところ、ロイドたちが傷つかないようアリアンロードに彼らを止めるように頼んだということでした。
他にも別の話をしていたのかもしれませんが。
星見の塔でアリアンロードと対峙したロイドが、「結社の計画はすでに帝国方面へ移ったとカンパネルラから聞いた」と言っています。
クロスベルでの工作までは、完了しているといえます。
クロスベルの独立宣言や帝国の内戦などの混乱は、幻焔計画に含まれていそうです。
(それともこれらは地精の仕業でしょうか。)
目的は、零の至宝の誕生同様、霊脈を活性化させるため。
多分。幻獣が現れるようになったのも、この頃からです。
いずれにしても計画は次の段階、帝国の焔を呼び起こす、へと移行していることになります。
帝国の焔とは何か?
焔の至宝のことだと思われますが、
それは今、大地の至宝と融合し、巨イナル一、鋼の至宝となっています。
幻焔計画とは、大地の至宝と切り離し、焔の至宝を取り戻すことだと予想します。
そしてそれは、巨イナル一の消滅を意味します。
リィンがオズボーンとの会話で、ズバリ聞いています。「幻焔計画とは何なんだ」と。
いいところまで話したところで邪魔が入るわけですが、要は結社の目的は、至宝の回収に尽きるということです。
福音計画もなんだかんだ言って、輝く環を奪うことが目的でした。幻焔計画もそういうことになるはずです。
なぜ大地でなく焔なのかというと、焔の至宝の守護者の一族であるクロチルダが計画を主導していたからだと思います。
マクバーンの焔の能力は、至宝と何か関係しているのかということも気になります。
そして聖獣の行方も。
幻の至宝についての謎 零の至宝と何が違うのか
クロイス家が生み出した零の至宝には興味がなく、あくまでオリジナルにしか関心がないということになっています。
幻の至宝はすでに失われているというのに、どういうことなのでしょう。これも謎です。
幻焔計画を乗っ取るとはどういうことか
オズボーンを主と仰ぐ地精の一派が、幻焔計画を乗っ取ったということになっています。
これがよくわからない。
幻焔計画そのものが分からないので、なおさらです。
幻焔計画によってもたらされた霊脈の活性化によって、地精の悲願であった巨イナル黄昏を発動させる、
という意味でよいのでしょうか。
霊脈の活性化までは協力できたが、巨イナル一の消滅までは、地精は望んでいないということだと思います。
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黒の史書を著したのは誰か 皇帝家に伝えられる理由は?
黒の史書の最新刊に巨イナル黄昏の記述がありますが、おそらくまだ続きがあり、閃4でも登場するでしょう。
黒の史書を記述したのは、黒の工房、つまり地精だと思います。
黄昏に関する記述のところで、「千年に及ぶ悲願は成就せり」と書かれていますから。
ここで疑問が一つ。
なぜ原本が皇帝アルノール家にのみ伝えられているのか。
皇帝は史書に従っていたので、地精が導きのために伝えたのでしょうか。
幻焔計画の奪還へ向けた、結社の実験について
閃3序盤から、結社は機甲兵の実験を3度行っています。結局何だったのでしょうか。
プレイ時は気づかなかったので、調べてみたところ、シュミット博士がサラッと言っていました。
地下の霊脈の実証実験であったと。
あまり注目していませんでしたが、閃シリーズ最重要のキーワードと思われます。
霊脈とは何か。
特徴をあげてみます。
その1 膨大なエネルギーを有する(あるいは伝えている)
クロスベルでは零の御子を生み出し、帝国では、結社の機甲兵を作動させるほどの。
その2 大陸の地下の広大な範囲で繋がっている
巨イナル黄昏の呪いは、霊脈を通じて世界に広がったのです。
結社が地精に協力したということは、この黄昏によって、“焔”を呼び起こすという目的も果たせるということなのかもしれません。
その3 ”表”と”裏”が連動している
トマス副長が言っていました。裏とは霊脈のことです。
政治の乱れ、戦乱の兆しのようなものに、霊脈が影響を受けているわけです。
オズボーンが領土の拡張を続けているのは、霊脈を活性化させるためだと思われます。
予想で付け加えると、霊脈は、時間を超えて機能する可能性があると思います。
これもシュミット博士が触れていたのですが、色々思い当たるところもあります。
アリアンロードがローゼリアと再会した時の会話で、巨イナル黄昏と幻焔計画に関して言っていました。
『巨イナル黄昏』と『幻焔計画』については、250年前の ”あの日”それまでに答えが出るでしょう。
答えが出るのが過去というのは、どういうことでしょう。
250年前は、獅子戦役のあった年ですが、そもそもアリアンロードは、何をしようとしているのでしょう。
閃4の宣伝のスクショで、「時間がないのです、絶望的になまでに」と言っていました。
霊脈を通じて250年前の世界に、何か働きかけようとしているのではないかと思ってしまいました。
もう一つ、黒の史書について。
これは地精によって書かれたものだと思いますが、未来の出来事を予言しています。
霊脈が関わっているのかどうかは分かりませんが。
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