いつわりの愛~契約婚の旦那さまは甘すぎる~ 内容レビュー 評価感想

今読んでいるマンガが人気作品でもあるとのことなので、紹介いたします。

本作は漫画:金森ケイタ / 原作:上乃凛子、小説「偽りの愛の向こう側」のコミカライズ作品です。

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婚約中の主人公は若い女と浮気した相手の男に捨てられるのですが、直後に御曹司の玉の輿に乗り留飲を下げるという内容です。

そしてもう一つの見どころは、復縁を迫る相手を返り討ちにし、返す刀で浮気相手の女も始末するところです。

原作小説は完結しているのですが、マンガ版は今の所ここまでとなっています。

このあと御曹司が記憶喪失になるとか、彼の元カノが登場してくるという話らしいです。

目次

『いつわりの愛』単行本は全何巻?何巻まで出ている?

既刊4巻、最新5巻は6月16日発売予定 となっています。

『いつわりの愛』一巻は何話まで載っている?

一巻で3話分が掲載されています。

すぐに読み終わってしまいますが、価格相当(150pt/税込165円)ということでお願いします。

試し読みもあります。

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『いつわりの愛』登場人物紹介

桜井遥菜(28)

主人公。

彼女を捨てた会社の同僚の男も「顔とスタイルはいい」と認めている。実家は医者。

御曹司との結婚は玉の輿なのかもしれないが、釣り合いが取れないというほどでもなさそう。

会社でも優秀で、男の会社での実績は彼女のサポートの賜物。

男の浮気相手の女に悪い噂を広められて、退社に至る。

その後、取引会社の常務から契約結婚を持ちかけられ、それに応じる。

タイトル「いつわりの愛」というのは、愛のない結婚ということ?

町田清貴(31)

遥菜を捨てた男。

理由は彼女との夜の生活がもの足りないからというもの。

彼女を退社に追い込むが、これまで受けていたサポートも得られなくなり成績不振に陥る(アホや)。

ある時パーティー会場で彼女を見かけるや、まだ自分に未練があって潜り込んできたものと大きな勘違いをし、浮気相手の女と一緒になって彼女に絡む。

しかしすでに町田より格上の男の妻となっていたことが明かされる。

このシーンは本作の白眉。

西田香里

町田の浮気相手の女。

仕事も家事も並以下。

遥菜より若いことには違いなくまた美人でもあるのだろうが、美男美女しか登場しない本作において、それが際立ったものであるのかは不明。

綾瀬理人(34)

町田の顧客企業の常務。

社会的地位においても町田よりはるかに上位。

結婚する気はないが周囲からの圧力がわずらわしいので、遥菜に1年限定の契約結婚を申し出る。

『いつわりの愛』評価感想

正直なところ、主人公(側)にあまり共感できません。

町田に言われたことを真に受けて悩んでいるように見えますが、どこまで本気なのやら。

「私ってそんなに魅力ないですか」

というのは、綾瀬に「そんなことはない」と言ってほしいだけのように思えます。

(ママスタセレクトなど)女性向けのマンガにはこの手の問いかけが多く、辟易しています。

自分で判断できないの?

綾瀬に関しても、そんな理由で戸籍にキズをつけるようなことをするのか?

と思いました。

それに応じる遥菜に対しても。

ただカタキ役(側)があまりにクズなので、何とか主人公視点で見られるという感じです。

私としてはそのように楽しんでいますが、本来の読者層である女性にとっては、遥菜と綾瀬の甘い関係を見るのも大きな楽しみとできるでしょう。

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『いつわりの愛』は偽装結婚?

私は気にもしませんでしたが、この関係は偽装結婚ではないかという疑問があることを知りました。

実害はないだろうが、確かにそうかもしれない…などと考えると興味が出てきて、調べてみました。

このケースは偽装結婚ではなく「契約結婚」といい、何も問題がないとのことです。

本当は生涯結婚したくないけれど、あるいは良い結婚相手は見つからないけれど、世間体のために形だけでも結婚するというケースもあるようです。

このようなケースは、結婚する二人の間に恋愛感情はなく、結婚から得られる法的なメリットや事実上のメリットを得ることを目的としたビジネスライクな結婚といえます。

適当に探した法律のサイトでは、このように説明されていました。

近年のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』は、契約結婚がテーマだったそうです。

私は見ていませんでしたが、話題作だったということだけは知っています。

『いつわり~』はかなり突飛な発想だと思ったものですが、『逃げ恥』のヒットに便乗したのかもしれませんね。

(マンガ原作ということも知りませんでした。)

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