上野樹里さんの代表作といえば、『のだめカンタービレ』です。
のだめというのは、主人公・野田恵のことです。
そしてカンタービレとは「なめらかに流れるように美しく歌う」を意味する記号だそうです。楽譜でよく見るアンダンテみたいなものでしょうか。
劇中でのピアノ演奏の演技が評判でしたが、本当の樹里さんの腕前はどの程度のものなのでしょうか?
上野樹里のピアノの腕前は? のだめカンタービレの演技が上手い!
幼稚園から小学6年生までピアノを習っていました。
そして作詞作曲もでき、ピアノで弾き語りも出来ます。
ピアノの他、サクソフォーンの演奏も出来ます。
これらを見た限りでは、
一般人よりは音楽に通じていますが、演奏の腕前は趣味のレベルと言えると思います。
ただし劇中では本当に弾いている(部分もある)とのことです。
それを玄人はだしの演奏に見せるのが、映像技術の為せる技なのでしょう。
一部弾いているということは、基本的に音源は原曲を使っているはずですし。
もちろん役者の修練もあったのでしょう。
玉木宏さんはピアノを弾く際、「ドってどこですか?」状態から始めたそうです。
上野樹里のピアノの腕前は趣味レベル?しかしそれを一般人に判別することができるのか
そもそも一般人にプロと素人の技術が判別できるのかという問題もあります。
年に1回『芸能人格付けチェック』というテレビ番組が放送されます。
数千円程度のワインと何百万もするワインを飲み比べて違いが分かるか
学生の部活で打つ太鼓の演奏と、プロのそれとを聴き分けられるか
素人では無理ですよね。それと同じことでしょう。
玉木宏の指揮は一部では否定的な評価もあるようですが、上野樹里は幾分でも音楽をかじっていたのがよかったのかもしれません。
音源が原曲ということであれば、指の運びを見ただけではプロの演奏と区別がつかないでしょう。
将棋で言えば初段のようなものでしょうか。
初段と言っても一般人は5級以下なのですから、飛車角落としても彼らには容易に勝てる実力です。一般人にはアマ初段とプロの棋力の区別はつかないでしょう。
将棋を題材にした映像作品を例に挙げます。役者はプロ棋士の駒の扱いをどの程度再現できるものなのでしょうか。
『月下の棋士』はひどかったことを覚えています。
役者は一流ぞろいだったのですが、駒の持ち方や指し方が素人丸出しでリアリティが損なわれてしまいました。
『ハチワンダイバー』は悪くなかったと思います。深夜放送だったのでほとんど見ていなかったのですが。
『聖の青春』の松山ケンイチはかなり頑張っていたとは思うのですが、今ひとつ違和感が拭えないものでした。
趣味レベルの私でもそのように見えるのですが、一般人から見れば彼らはいずれも及第点なのでしょうか?
上野樹里の演奏も、音楽の心得のある者から見れば実力が判別できるのかもしれません。
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