日常を描きつつも、そのメインストーリーは息つく間もなくジェットコースターのよう。
多彩なキャラクターはそのストーリーの中で混じり合うことで、さらに魅力を増してゆく。
新システムのバトルは心地よく感じる数々の要素を盛り込み、その連続はかつてない快感。
RPGのザコ戦を楽しいと感じたことが、今までにあっただろうか!
黎の軌跡2第二部sideA感想
発売前の広報はバラしすぎの懸念がありました。
黒幕の正体は本章のキモともいえるので、やはりここは伏せておくべきでした。
考えてみればツァオの反逆は意外なことでもなく、むしろ当然といえます。
アシェンが一人っ子ならルウ家に婿入りするという手段もあったのでしょう。
しかしあの頼りなさげ弟がいる限り、ずっとその下につくことになるのです!
それはツァオのキャラクターではないでしょう。
弟が大器であったとしても、結局同じことになっていたかもしれませんが。
ルウ家を葬ってもよかったように思えますが、そうしなかったのは幾分かの仏心が残っていたから?
いやそこまでやってしまうのは自身がトップにたてたとしても、黒月そのものは弱体化させてしまうことになります。
あくまで打算のたまもの…なのかなあ?
ツァオもレンのように息長く活躍が続くキャラになりそうです。
すでになっていますか。それほど人気のあるキャラというわけでもなく、私としても特段好きでもないのですが。
奸計に長けているという面だけでなく、今後どこかで感動的な男気を出すところなどを見てみたいです。
アシェン・ルウ
CV:ファイルーズあい共和国最大のシンジケート《黒月(ヘイユエ)》の有力者・ルウ家の娘で、東方人街で暮らすアーロンとは幼馴染の仲。
黒月の幹部ツァオが好みの男性らしい。
ヴァン曰く「……趣味悪っ」PS4「英雄伝説 黎の軌跡」https://t.co/PfQH4co0C7 pic.twitter.com/ll35U0ZL0E
— 日本ファルコム (@nihonfalcom) August 12, 2021
フェリは当初キャラクターが弱いと感じていましたが、ようやく馴染んできました。
彼女だけ下ネタが理解できないというネタは、今後も続くのだろうか…
アーロンも成長途上というキャラクターで気に入っています。
本作のユーザー層に近いとも思われ、こちらが主役でもよかったかもしれません。
ヴァンがいけないというわけでは決してないのですが。
もっとも本章ではアーロンが主役と言ってもよいでしょうね。
黎の軌跡2第二部sideB感想
スウィンとナーディアの日常編かと思いきや、こちらもsideAに勝るとも劣らない重要度の大事件でした。
「巻き戻り」の条件はまだ分かりませんが、彼らが関わった事項においてのみ起こっているような気もします。…違ったかな。
アルテラの正体も、意外と早く判明しました。
メアとは無関係だったのですね。いや、まだ分からないのかな?
ゾルガの男はその様子からして、薬物で暴走しているだけのただの男のようにも思えます。
既存キャラの誰かなのだろうか。
ガーデンマスターの正体は意外と言えば意外ですが、順当ともいえそうです。
当ブログのコメントでも予想していた方がいらっしゃいました。
事前情報では目が隠れていたので正体が気になったのですが、アイマスク?眼帯?をしているところで察しがつきました。
あれは自分の意志でそうしているということですから。
先代というのは絶対ないとして、そっくりのロボットということもないですよね?
彼は巻き戻りによって生き返っていて、スウィンたちの記憶が改竄されているとか?
過去に彼がスウィンにやられた状況があいまいなので、何とも言えません。
昔の歌で「死んだはずだよ、おトミさん」というのがありましたが、これを機に元ネタを調べてみました。
おトミさんは海に飛び込んだので死んだと思われていたということです。
その程度で殺すな、と思うのは漫画の見すぎでしょうか(笑)
スウィンを助けるためにわざと斬られた、ということだったと記憶しています。
仕留め損なっていたというのはあまりにもお粗末なので、「実は死んではいなかった」のではなく「生き返っている」のだと思います。
巻き戻り前の記憶を持っている者とそうでない者がいますが、これも本作における設定が気になります。
当面は「リーディング・シュタイナー」を持つ者と呼んでおきましょう(笑)
巻き戻りを繰り返すことで、未来の記憶がだんだん鮮明になってきています。これにも理由があるのでしょうか。
黎の軌跡2バトルシステム感想
ジャスト回避をマスターすれば、もっと楽しくなりそうです。
今のところはフィールドバトルで時々回避を入れながら攻撃し、(まぐれで)ジャスト回避が成功したらクロスチャージ。
ジャスト回避の前にゲージが溜まったらチャージアタック、そしてコマンドバトルへ移行します。
この時に全体攻撃が発生しますが、ここでたいていスタンするキャラがいてまたブーストゲージも溜まっているので、開幕からEXチェインで攻撃できます。
ナーディアにはバーストゲインが使えるように組んでいますが、フェリのようにうまくCPが貯まりません。
アクセサリも見直したほうがいいのかも。CPチャージャーも付けられるかな?
Sクラフトの頻度を増やせれば、ますます戦闘の効率が上がります。
フェイタルランサーを使えるようになれば、もっと楽しくなりそうです。
これは範囲攻撃になっているようですから。
使えるキャラが今のところほとんどいないので、スロットが開いたらそれを優先して使えるようにしていくつもりです。
今のところヴァンが持っているのですが、クラフト強化も範囲攻撃を優先させた方がよさそうです。
アーロンは回避特化で育成すると、かなり使えるキャラクターになるようです。
風属性の専用スロットが2つもあるので、考えてみればそうするのが当然なのかもしれません。
前作ではそういう特性をあまり活かせなかったので、今回はしっかり研究するつもりです。
他キャラにおいても、属性専用スロットの傾向を見て方針を決めていきます。
ATボーナスがいつの間にか複数になっていますが、アイコンが見にくいせいもあって今一つ爽快感がありません。
種類も増えすぎです。
旨味のあるのは、クリティカルとゼロアーツくらいです。HPくらいまではあってもよいですが。
Sクラ発動でターンの先頭に割り込むことができますが、それまで持っていたATボーナスもくっついてきている?
小さくてよく見えません。
状態異常もよく分かりません。攻撃ができなければ封技、アーツが使えなければ封魔状態と判断しています。
小さくて見にくいこともさることながら、様々な状態異常のアイコンが直観的に理解できるものではないことも問題です。
そういえばEXチェインのムービーのスキップが出来るようになりましたね。やっぱりというところです(笑)
バトルは本当に楽しいので、どんどん洗練されていってほしいものです。
まずはアイコンを大きくするところからお願いします。
アーロンに言わせれば「老いて目も衰えたなオッサン」ということになるのでしょうが、その通りですから仕方ありません。
しかし、若い人でも見にくいと思わないのかという疑問はあります。
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