可能世界というのは聞いたことがなかったので、ゲームの中だけでの用語かと思っていたのですが、調べてみたら論理学・哲学の専門用語と分かりました。
ゲームの中ではなく、学問における「可能世界」の定義
どういう意味であるのかは、解説を何回読んでも、とても難解でした。
自分なりに考えをまとめてみました。
現実世界は、無数にある可能世界の一つということは分かりました。
可能世界は、あらゆる可能性の元に考え得る無数の世界、それは概念的なものであり、実在はしません。
現実世界における可能性、偶然性、必然性を考察する、そのための比較対象が「可能世界」ということだと思います。
軌跡世界における「可能世界」
これは学術用語で使われている意味合いとは、少し違っているように感じます。ゲーム中の現実世界を、カンパネルラは可能世界と呼んでいたからです。
軌跡の世界が、ゲーム中においても実在しないという設定だったとしたら、すこしイヤです。
軌跡世界における「可能世界」は、「実在する世界」と考えることにします。
マクバーンの故郷、「異界」について
これも「可能世界」の一つではないでしょうか。これも実在すると考えます。
この世界にも盟主が至宝を投じて、結果滅んだという可能性もあると思います。
原因はともかく、異界の滅亡と共にマクバーンがゼムリアに顕れました。
同様に考えると「塩の杭」が存在していた「可能世界」もあったのかもしれません。
那由多の軌跡について
盟主の風貌が、那由多の軌跡のキャラと似ているようです。
以前にドラマCD付きの那由多が、2000円位で投げ売りされていました。その時に買ったのですが、まだプレイはしていません。
他のシリーズとのつながりが全く無いとのことでしたので、後回しにしていました。
ファルコムの別作品である「ZWEI2」がコケたから、「3」として開発していた作品に、無理やり軌跡の名前を付けて売り出したのではないかとも聞いたことがあります。
当時はひどいことをすると思ったものですが、ここへきてようやく関連が見えてきたのでしょうか。
ちなみに、ZWEIの1はつまらなくて途中でやめましたが、2はとても面白かったです。音楽もよかったです。
盟主における「現実世界」がこの那由多の世界で、空から閃の世界、マクバーンの異界、塩の杭のあった世界を「可能世界」と見なし、至宝を投じて観測、オルフェウス最終計画とやらを実行しているのかもしれません。
未プレイなので那由多のことは何も分かりませんが。
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