囲碁の芝野虎丸八段が、10代でタイトルを獲得した初の棋士となりました。
39歳の張栩(ちょう・う)名人から、19歳11ヶ月の芝野虎丸八段が、4勝1杯で名人位を奪取しました。おめでとうございます!井山裕太の20歳4ヶ月でのタイトル(名人位)奪取の最年少記録を更新しました。
一方、将棋ではどうなっているのでしょうか?
10代でタイトルを獲得した将棋棋士について調べてみました。
将棋棋士の10代タイトルホルダーは誰?
今回の囲碁のニュースは、別の意味で驚きました。
若くしてタイトルを獲得したということではなく、むしろ今までにいなかったということをです。
将棋では結構いるはずです。
調べなくても思い浮かぶのは、加藤一二三、屋敷伸之、羽生善治です。
これで全部かもしれませんが。
谷川浩司の21歳で名人位奪取というのは、当時かなり話題になったようです。10代でのタイトル獲得というのは、将棋においても偉業であることには変わりないでしょう。
羽生善治
19歳2か月で竜王を獲得しています。
これは当時のタイトル獲得最年少記録でした。
第2期竜王戦で島朗竜王を4勝3敗で制しました。
屋敷伸之
18歳6か月で棋聖位を獲得しています。
これが現時点での最年少記録です。平成2年ですから、30年更新されていない大記録です。
第56期棋聖戦で、中原誠棋聖から2連敗からの3連勝での奪取です。羽生が初めて竜王を獲得した翌年のことです。前期(当時は年2回だったので半年前)でも挑戦者として登場していました。
10代でのタイトル獲得棋士は、この二人だけでした。
結構いるだろうというのは完全に思い込みでした。やはり10代でタイトル獲得というのは大偉業なのです。
加藤一二三の初タイトル獲得は、なんとプロ入りから15年も経ってからのことでした。
最年少記録はプロ入りとA級入りでの記録でした。大山名人に潰されたと何かと話題になっていましたが、想像以上に厳しいものでした。
なお話題の藤井聡太は現在17歳です。
王将リーグ入りしていて、現在1勝1敗です。十分最年少記録更新のチャンスはあります。
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