発売間近のイース9のプレイ動画を見た感想です。
革命的だと思いました。
それほど幅広くゲームをしているわけではないのですが、かつてこのようなゲームががあったのでしょうか。
イース9の革命的な点はここだ!
その前に、何が革命的なのかを説明する必要がありますね。
「見えるところにすぐ行ける」
という点です。
今までは見えていたとしても、そこまで行くのにどう行ったらいいのかとウロウロ歩き回らなければなりませんでした。それが今作は、空を飛んだりワープするなどしたりして、すぐに行けるのです!
これは見るだけでもかなり気持ちいいです。こういうことをされると、以降の作品ではこれが標準になり、もう戻れなくなるかもしれません。
さすがに格子の先にはいけませんか。あまりにやりすぎると探索になりませんでしたから。
そもそも探索の概念すら変わっているように思えます。今までは「行きたいところへ行く」だったのが、今作は「見えないところを見つける」といったところでしょうか。
もうひとつ革命的な点があります。
イース9の革命的な点はここだ!その2
「行き止まりがない」という点です。
今までは行き止まりでは、来た道を戻らなければいけません。しかし今作では壁を登っていって別の場所に出たり、あるいは滑空して向こう岸に渡ったりしてどんどん先に進むことが出来ます。
今回は洞窟はないのでしょうか。
3Dになってリアルになったのはよいのですが、進行方向を決めるのに手間がかかるようになりました。洞窟では同じところをグルグル回るようなことも多く、無意味なストレスです。
しかし本作では行きたい方向にわざわざ向きを合わせるような様子が見られません。
探索におけるストレスを極限まで削いでいます。素晴らしいです。
イース9の不満点は遊んでから見つけろ!
別の要素においては不満点もありましたが、今それを書くのは野暮というものでしょう。
今作は明らかな進化を見せてくれました。敵と戦うよりも、ただ道を走っている方が楽しそうなくらいです。
あ、敵との戦いに不満があると言ってしまったようなものでしょうか。
それでも前作よりは改善しているような感じです。フラッシュガードやムーブを使いこなせていないだけのことかもしれませんし。
本作は例えばカニのモンスターの攻撃の挙動がシンプルなので、フラガのタイミングが分かりやすいです。私のようなおっさんには、このぐらい簡単でちょうどよいのです。
敵に突っ込んでいくだけというのが単調に感じます。
往年の(今もあるのかもしれませんが)メタルギアのように、隠れながら探索する方が面白くなるかもしれません。まあ絶対やらないでしょうが。
パーティープレイやSクラフト(イースでは何と呼ぶのか知りませんが)が本作でも使われていますが、正直あまり好きではありません。見た目の派手さより、動きや操作感の楽しさを重視します。
ヴァジュリオンが懐かしいです。そういえばオリジンでもあったかもしれませんが、それでも久しぶりです。
昔のように「狙いすました一発を当てる」という感じの方が好きでした。今は軽いパンチを何発も当てて倒すという感覚です。
キャラの声や効果音がうるさくて、せっかくのBGMが聞こえません。消すこともできるのかもしれませんが。
イース9異能アクションの感想
壁歩き、滑空、ワープは見ていて楽しいです。
マスクオブアイズが久々の登場ですが、これで見つかる抜け穴が多いと煩わしく感じるかもしれません。
そもそもこれって何が面白いのでしょうか。なにか面白くできるようなアイデアが仕込まれているのであれば楽しみです。
地中潜りの壁をくぐるという性能は、あまり意味があるとは思えませんでした。しかし敵に見つからないというのは結構使えそうです。ザコとの戦いを煩わしく感じることも多いので。
しかしザコとの戦いを避けていては強くなれないし、RPGの定義から外れるということにもなるのでしょう。
でもそれでいいという気もします。
「軌跡シリーズ」もそうですが、ザコと戦って経験値を上げるというのはもうやめてもよいのではないでしょうか。
ハンマーの性能で一部の壁を砕けるというのは、これもあまり面白みを感じません。どうなるのでしょうか。タメて打撃力が上がるというものであれば、ボス戦との闘いに変化が生じて面白くなるかもしれません。
コメント