新作の目玉であるグレンデル・ゾルガの正体について予想してみます。
印象としては、ホロウである《緋のアルテラ》共々、ヴァン(メアも?)を目の敵にしているように見えます。
そして、その理由も気になります。
グレンデルのニセモノ?のようにも見えますが、そのあたりが理由でしょうか。
まずはホンモノ?のグレンデルの復習から。
グレンデルについて
結構有名かもしれませんが、ウィキペディアの「長いページ」ランキングの1位は
「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」(約44万字)
とのことです。
しかしヴァンは主人公にも関わらず(まだ)情報はあっさりしたもので、グレンデルへの言及もありませんでした。
YouTubeなども使って調べたのですが、ヴァンが変身するグレンデルだけでも、状況によって名前が変化していました!
- 黎を纏いし魔装鬼《グレンデル》
- 黎に駆けたる魔装鬼《グレンデル=アルター》
- 黎より目醒めし魔装鬼《グレンデル=シン》
また3章では、暴走した赤いグレンデルを見ることができます。
黎を纏いし魔装鬼《グレンデル》
見慣れていたせいであまり気に留めていませんでしたが、メアの出現中に時間が止まるのはどういう仕掛けになっているのでしょうか。
ヴァンとメアだけでなく、アニエスもその影響を受けていないのは?
時間が止まるのであれば、グレンデルに変身しなくてもよいのでは?(イヤ、これは無しで)
《ゾルガ》出現時はどうなるのかも気になります。
暴走した赤いグレンデル
序章との違いは「何者かの声が聞こえた」こと、そして「ヴァンの過去のイメージが浮かんだ」こともでしょうか。
これまで各章毎にグレンデルに変身していますが、なぜ今回は失敗したのでしょうか。
しかしのちにリゼットの協力で、暴走を抑止することに成功しています。
黎に駆けたる魔装鬼《グレンデル=アルター》
これまでと変わったところといえば、メアとそこそこ込み入った会話を交わしたことでしょうか。
メアの正体も大きな謎です。
マルドゥックの技術だけでは完全に制御しきれない、把握もできていないところもありそうです。
メアに自我があったとして、彼女自身も知らないことがあり、またヴァンだけが知っていそうな描写も見られます。
伏せ字がゲームのユーザー向けの演出ではなく、作中の現象であることも判明しました。
カトルに録画をさせているのもこれまでなかったことですが、アルターへの変身と関係あるのでしょうか。
マクシムだけダメなのは、彼がザイファを使っていないから?
黎より目醒めし魔装鬼《グレンデル=シン》
グレンデルの名前の変化を失念するほどぼ~っと生きてきた私ですが、メアの口上が
「夢から醒める?醒めない?」
に変化したことは強烈に覚えています。
彼女の人格が不安定な理由も気になります。
外部からの何らかの干渉のようではありますが…
ジェラールもメアの出現中は止まってしまうんですね。
グレンデルには何度も変身しているのに、なぜか今回はみな深刻そうです。
ヴァンの中の魔核の影響が大きくなってきたということだったでしょうか。
あるいは拘束具であるグレンデルが、魔核の影響を抑えられなくなってきたか。
ジェラールという強敵を相手に、魔核の力を覚悟をもって受け入れたというべきでしょうね。
《シン》へと変身しますが、これは黎2のサブタイトルでもあります。
グレンデル・ゾルガ考察
グレンデルが魔核の力を抑える拘束具という点では、ゾルガも同様であると思います。
気になるのはゾルガよりも、メアと正反対の性格の《緋のアルテラ》の方かもしれません。
初期にヴァンがメアに対して「どっちが本当なんだ」と言っていましたが、メアは複数の人格を持つということでしょうか。
彼女も「こんなのアタシじゃない」みたいなことを言っていましたし。
まさかアルテラと同一人物???
グレンデル化にゲネシスの力を源とする点は共通しています。
マルドゥック製というのもおそらく共通でしょう。
リゼットはヴァンに肩入れしていますが、マルドゥック本体は胡散臭いところも見られますので。
しかしハーキュリーズ?の隊員を惨殺するようなことに関わるとは思えないのですが…
一応大統領とはつるんでいるということでしたっけ?それはヴェルヌ社だったか。
リゼットだけではなくフェリの兄も所属していることですし、それなりの分別はあるはずです。
そうだ!あれだ。
《庭園》!
グノーシスを作るようなノリで、パチモンのホロウを作っちゃったんですよ!
…と予想しておきます。
新キャラの2人も、おそらく庭園のメンバーでしょう。
《皇帝》以外の管理人もすべて倒れたらしいですが、そいつらはメルキオル、オランピア、アリオッチのことだったんですね。
アルマータのメンバーとしか思っていませんでした。
となると新キャラ2人は残党か、あるいは組織のトップの直属ということでしょう。
さて、ゾルガの本体の男は何者でしょう。
過去記事で考察のコメントを頂いたので、こちらもごらん下さい。
《C》というのはありそうだと思いました。
正体については新キャラだとばかり思いこんでいてあまり考えていなかったのですが、過去キャラというのもあり得ることです。
アルテラばかり紹介されるせいか、ゾルガ本体は彼女に操られているくらいの印象を持っていました。
ゾルガの風貌も、本家グレンデルより強いぞ!くらいのノリでパクったくらいに思っていました。
ヴァンのグレンデルが状況によって変化したように、ゾルガもその種の変化なのかもしれません。ヴァンも状況によってはゾルガに変化していたということもあり得るか?
本体の男が魔核を宿していることは確かでしょう。
庭園が彼を探し出して、マルドゥックの技術を流用して作り出したのがゾルガである、と予想しています。
彼らのやりたいことは、D∴Gと大差ないと思っています。
枷を外して、魔獣より格上の悪魔や魔王が徘徊する世界を作り出すという。
それについては、また今後の記事で触れます。
先日あった人気投票についても書きたいと思っています。
余談
最後に冒頭に触れた、ウィキペディアの「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の項目について。
実に44万字!ですよ。
過去にはイナズマイレブンだのゲゲゲの鬼太郎だのが上位入りしたことがあったようです。
しかし最近の傾向を調べたところ、今後は「〇〇年のテレビ番組」が占領していきそうに思われます。
ただ、1位は取れないでしょうね。
だってこの項は今後も増えていくのですから。
キャラ別に見るとリィンがトップかな?
それでも水増し感もなく、ふつうにまとめられているようでした。
44万字というのがピンと来なかったので、本の厚さにしたらどのくらいになるかを調べてみました。
長い小説ですぐに思い浮かぶのが、京極夏彦作品でした。
私は1作も読んだことはありませんが、長いということだけは知っています。
最長作品が原稿用紙1900枚らしく、それがこれです。
400字詰原稿用紙ということでしょうから、これで76万文字ということになります。
さすがに及ばないですか、「まだ」今は。
しかしシリーズ完結時には匹敵する量となるはずです。
ファンとしてはありがたいのですが、さすがに全部は「誰が読むんだ」と思ってしまいました(笑)
当然、これを書いた人もいるわけです。
熱烈なファンを持つ作品ではこういうことがあるらしいですが、軌跡シリーズがトップに位置しているのはとても心強いです。
黎1の売上げが5万本程度と不振らしいですが、私は完結まで応援するつもりです!
コメント
コメント一覧 (2件)
考察を紹介していただきありがとうございます。
ショートpvに主題歌、黎Ⅱの新要素紹介など
新情報が雪崩の如く来ましたね。
しかも今月からは月に2回も黎Ⅱの新情報が届けられる様なので
発売日まで待ちきれない気持ちです。
今回はショートpvに主題歌、黎Ⅱの新要素について触れたいと思います。
ショートpvですが1分未満にも関わらずトンデモない情報の数々。
まずショートpvで流れてきた順に触れていこうと思います。
まずはエレインの裏解決屋の来訪。
エレインが個人で裏解決屋に来た理由はゾルガが引き起こした惨殺事件の容疑者としてヴァンが挙げら、れ、不当な容疑で拘束される未来を回避する為の様です。
自身がヴァンの監視兼潔白を証明するために序盤から参戦する様ですね。
次に不憫なハーキュリーズγ中隊。
黎Ⅱで惨殺されるハーキュリーズγ中隊は何らかの命令で『C』を制圧するため突入してましたが、
その命令も気になる所。
次はスウィンとナーディアの二人組。
スウィンは新クラフトを披露する一方で、
ナーディアは鉄線でゾルガを拘束してますが、
可能性としてはエレインとの協力で拘束しているのか、ゾルガが庭園との繋がりがあり拘束しているのか
気になる所です。(場所は何処かの軍の基地の様だが創の軌跡でバラティエ空軍基地かもしれない)
次はシズナvsカシムの場面。
東ゼムリアでは最強に数えられる侍と猟兵ですがこの対決は熱いですね。
シズナは情報では早い段階で姿を現し、ヴァンに手を貸してくれる模様。
彼女の立ち位置は物語を大きく動かすとの事ですが、東ゼムリアの謎にも関わっているかもしれません。
DLCにて彼女の専用衣装があるみたいのなで、プレイアブルキャラとして操作できるのは大変嬉しいです。
カシムは最強の猟兵と言われていますが黎Ⅰではビームブッ波しか印象にありませんでしたので
助っ人として参戦する彼の戦闘に期待ですね。
助っ人としてはこの上なく頼もしいですがMK社の警備主任である為、会社の意向によっては敵対してしまうとの事ですが、黎Ⅰから引け継ぐLGCアライメントが関連しているかも知れません。
次は最後のゲネシスを取り出す『C』と赤いホロウ『アルテラ』、そしてSクラフトを繰り出す『グレンデル・ゾルガ』。
初めて『C』が喋る場面が登場しましたが何だか操られている印象でしたね。
『グレンデル』の紹介場面でもアルテラがゾルガに命令を下しているので、
令和太郎さんの予想通りアルテラに操られている可能性があると思います。
そうなるとこの様な惨殺事件を引き起こしているアルテラの目的が何なのか気になるところ。
『メア』の紹介場面にて『メア』はゾルガとアルテラをもう一つの枷と赤いホロウと言っていますが、その後に自分達とは何かが違うと言っています。
『メア』は元を辿ればMK社のホロウコアAIですが、赤いホロウの『アルテラ』は一体何なのか?
『C』の正体から考えるとMK社と同等の技術力を持つ『身食らう蛇』が怪しいですね。
ちなみにゾルガのSクラフトでゾルガの口部分が開いていた事に気づきましたか?
このグレンデルとは違った特徴もメアの言う何かが違う事にも繋がっているかも知れません。
セリスとリオンの聖痕解放からのSクラフト。
特にリオンの中二病心くすぐられるSクラフトは良いものですね。
アニエスの周りを漂う7つのゲネシス。
蒼く輝くゲネシスが徐々に赤く輝く感じは『C』か『アルテラ』に奪われようとしているのか気になる場面ですね。
泣き叫び駆け寄ろうとするアニエスを抑えようとするルネ。
ヴァンか彼女の身内に何かしらの悲劇が襲ったのか。
ハーキュリーズの惨殺事件から思いましたが
黎ⅡはⅠ以上に血が流れるかも知れませんね。
軌跡シリーズ恒例の場面。
まずは一つ一つ触れていこうと思います。
敵キャラと思わしき少年少女のうちの少年が銃のクラフトを放つ場面。
エレインにルネ、シズナにカシムと強力な味方キャラが参戦する一方で、
敵サイドは庭園関係者と思わしき謎の少年少女と『グレンデル・ゾルガ』だけです。
これは『身食らう蛇』もハーウッドと一部の執行者、もしかしたら今まで登場していない執行者が多く参戦するかも知れません。
後は庭園残党、DG教団残党、大統領政府が敵になる可能性もあるかも知れません。
上空からヴァン、カトル、アニエスにメアと順番に落下していますが
一体どんな状況なのか謎ですね。
そしてカトルに何かしらの異変が起こっている場面。
目が金色になり、髪も白に染まっている変化はグノーシスを思い浮かべます。
DG教団の被害者である彼がこの様な状況に巻き込まれると言うことは
黎Ⅱの物語にもDG教団の関係者が関わってくるかも知れません。(可能性として高いのは庭園あたりか)
レンの新Sクラフトの場面。
『創』以来の参戦ですが、懐かしのクラフトもパワーアップしている様なので演出面に期待したい所。
レンの紹介場面ではアニエスと一緒にヴァルターやルクレツィアお礼を言っていますが、レン経由で一時的に手を貸してくれるのか気になる所ですね。
紹介文に一時里帰り中だった様ですが、もしかしたらリベールから新たに参戦するキャラの可能性もあるかも。
最後に一番驚いたのは何処かの学校で教師として登場したトワ。
雰囲気は『東京ザナドゥ』の永久先生を感じましたが、彼女がヴァン達とどの様にして物語に絡むのか注目ですね。
そしてこれは予想ですがトワが登場してくると言うことは初代『C』ことクロウが参戦する可能性があるかも知れません。
二代目『C』ことルーファスはホロウコアのボイスで出ていますがスウィンとナーディアの参戦、同じく黎Ⅰでのハルミトン博士のホロウコアボイスから考えると黎Ⅱで登場する可能性も捨てきれません。
仮に一代目と二代目の『C』が登場するなら暗躍する三代目『C』との絡みにも期待です。(もし三代目『C』の正体が彼ならどの様な反応があるのかこちらも注目ですね)
最後に黎Ⅱ主題歌『CRIMSON SiN』の感想です。
曲の疾走感半端なかったですが個人的には好きな曲でしたね。
9月上旬からのOP映像が楽しみです。
後、ファルコムバンドの方々のコメントによると『CRIMSON SiN』のコンセプトは一番は紅の『彼ら』、二番は主人公側を意識しているとの事。
実際、自分も何度も『CRIMSON SiN』を聴いてみましたが、自分の考察『ゾルガ=C=セドリック説』により説得力が増してしまったのではないかと思います。
令和太郎さんの感想を聞かせてください。
コメントありがとうございます。
回答もかねて新記事を投稿しましたので、よろしくお願いします。
新主題歌、かっこいですね!
歌詞は一部しか聞き取れなかったのですが。
1番はゾルガチームが念頭に置かれているとのことですが、彼らはああ見えて、それほど奔放にはいけていないようですね。
ダイスとか迷路とか、何かと束縛が多いようです。
「絆」とも言っていて、敵役の描写という感じがしません。
新記事でも書きましたが、彼の正体はセドリックかもしれません。