漫画『天牌』原作者の来賀友志先生の訃報が伝えられました。
「ば・・・バカな」
『天牌』最終回はどうなった?
決勝進出者は、北岡静一・柏木裕也・三國健次郎・鳴海弘富の4名。
主人公・沖本瞬は準決勝で敗退済…
最後のページは、沖本の師匠・黒沢義明の息子?柏木のセリフ
「まだまだこれから」
(だったかな?)
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完結には至らなかったものの、単行本既刊114巻(!)という麻雀漫画最長連載という金字塔は揺らぐものではありません。
アカギでさえ全36巻ですからね。麻雀漫画という括りで語れないほどの大作ともいえます。
もっとも水を差すようですが、内容的には迷走していたようにも思えます。
本当に充実していたのは、かなり初期の頃まででした。
脇役の黒沢義明が主人公を食うほどのいいキャラクターで、彼を主人公にした外伝の方が充実していたと感じる人は少なくないはずです。
天牌外伝の好きなエピソードまとめ!黒沢義明は最後死んだのか?
こちらも長く続いて(全37巻!)、近年完結しました。
「人生を賭けるほど麻雀を愛している主人公の生き様を描く」というテーマは共通していますが、こちらでは見事に完遂しています。
今にして思えば来賀先生は、正伝よりこちらに軸足を移していたということなのかもしれません。
正伝はあまりにも長く続いたと言わざるを得ませんが、それでも最近は完結を意識した描写が散見されていました。
つまり どういう最終回になるのかをイメージする材料がある、ということです。
というわけで、最終回の内容を予想してみることにしました。
今回の訃報を聞くにあたり、もう少しで完結にこぎつけられたのではないかという思いもあり、その点もとても残念です。
天牌最終回はどうなる?これまでの伏線から考察する
黒沢義明の師匠・新満正吉の冥土の土産にと企画された闘牌も、ようやく決勝戦にこぎつけました。
新満正吉の(ピーク時の)実力は、作中最強です。
彼の死は作品が続くにしろ終わるにしろ、大きな区切りであることは間違いありません。
また、最終回にふさわしい舞台ともいえます。
ただし、主人公がすでに敗退している(!)のが曲者です。
本当に考えられないことをすると思いました。
なんだかんだ言って連載開始から毎週欠かさず読んできていたのですが、さすがに最近は疎遠になってきたところです。
もし勝ち残っていれば、優勝して完結というラストを見通すことが出来たのですが。
この後さらに続くとしたら、柏木・北岡、そして海輝らとの戦いが中心になっていくことでしょう。
しかしそれはつらいものがあります。
瞬は少なくとも同世代では飛び抜けた才能があるというのが魅力だったからです。
また海輝に対しては、はっきりと才で劣ると認めてしまっています。
追い越すべき目標だった鳴海や三国も、今や燃え尽きるろうそくの最後の輝きを見せるような状態です。せめて彼らにはしっかりと勝っておくべきでした。
最終回はその先ではなく、今の大会で完結すると考えています。
ポイントは黒沢義明の存在です。
最近何かと黒沢さんが登場するようになったと思いませんか。
黒沢義明は生きているはずです。
瞬が彼に思いを馳せるだけならともかく、彼以外のキャラクターも最近は黒沢さんの話題ばかり持ち出すようになってきました。
「生きているかもしれない」と言った者もいましたね。
そもそも生死不明という時点で、漫画なら生きていると考えて差し支えないと言ってもよいほどです。
これで本当に実はそのまま死んでいた、なんてわけないじゃないですか。
柏木も当然彼の息子のはずです。彼に関してもあれだけやって、「実は違います」というのは考えられません。
黒沢さんの再登場は、記憶喪失状態というのが順当です。
それならこれまで仲間たちに連絡を取らなかったことにも説明がつきますから。
鳴海の息子もそうなんじゃないですかね。
そしてかつての仲間と麻雀を打っていく中で記憶を取り戻す → 感動のフィナーレへ!
ド素人が考えたありきたりなラストではありますが、これくらいしかないのではないでしょうか。
この大会で完結するという前提では、もう雀力でトップになることは出来ないのですから。
最終回のメンツは
瞬 黒沢 新満 よっちん
となるでしょう。
うん、よっちんが今頃出てきたというのも、その伏線なんですよきっと。
新満さんも、最近ではまだまだ死なないような素振りを見せています。弟子の黒沢さんも、死にそうで死んでいないんですよ、きっと。
黒沢さんの再登場は、瞬がどんな強敵に勝つよりもインパクトがあるはずです。
天牌は未完となるのか?なんとか完結を望む!
タイトルでも書いたように、作画の嶺岸先生に描ききってほしいです。
せめて今の決勝戦の決着までは。
そもそも作品をどう着地させるかという話は、来賀先生と共有していると思われます。
『天牌』だけでも、20年以上のコンビなのですから。
『ナニワ金融道』の続編はアシスタントが書いていましたが、(少なくとも初期は)青木先生と遜色のない出来だったので驚いた覚えがあります。
『ゴルゴ13』は年齢的に考えて、すでにご本人の手を離れていた可能性もあります。
『天牌』もこれだけ続けてきたのですから、最低限の形式を守って終わるべきでしょう。
来賀友志先生のご冥福をお祈りいたします。
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