キャプテン翼 キャラクターを語る

スポンサーリンク

雑誌でキャプテン翼の記事を読みました。

テレビアニメが放映中ということは知っていましたが、時間が深夜1時半からの放映となっていました。

永遠の名作「キャプテン翼」を、リアルタイム読者世代の私が、
そのキャラクターを中心に語ります。

日向小次郎

私が読んだ雑誌は、担当声優の佐藤拓也さんのインタビュー記事でした。

彼を主役にしてもよかったと思えるくらい、いいキャラクターだと思います。

ただ、さわやか路線でやっていきたいということであれば、彼はそれに反してかなりアツイ男といえます。

連載前のプロトタイプともいえる読切版での翼も、連載版と比べて性格がきつい感じでした。

本編では
「石崎くん、ボールはともだち、こわくないよ!」
みたいな感じでしたが、

読切版では
「石崎!キャプテン命令だ!」
みたいなことを言っていました。

それゆえ、対照的な小次郎を活き活きと描けたのかもしれません。
翼も中学生編ではかなり暑苦しい男という印象でしたが。

それに「キャプテン小次郎」では、同時期の「風魔の小次郎」と紛らわしくなります。
(どうでもいい)

思えば脇役たちの方が個性が際立っていました。
直情型の日向、天才型の三杉、チームプレイ型の松山。

翼はどの要素も中途半端な感じでした。
それも漫画の手法なのかもしれませんが。

インタビュー記事にもありましたが、中学生になって翼と差がついてしまったのは悲しかったです。
岬と若林が抜けても勝てないという。

タイガーショットはかっこよかったですね。
翼のドライブシュートとの激突に夢中になりました。

若島津健

ゴールキーパーもアツかったです。
若林もすごかったですが、彼もすごかった。
空手から転向してきたという設定で、若林にない派手さがありました。

手を替え品を替え、何本シュートを打っても防がれてしまいます。

「これでも決まらないのか!」

というセリフは、まさにそんな感じでした。

プレイのアイデアは、この時期に出し尽くしてしまったのかもしれません。

海外の強豪と戦うようになると、どんどんシュートを決められてしまうようになったのが悲しかったです。

しかしフランスとの試合の決着がPK戦にもつれ込んだ時、エースのシュートを凌いで勝利を決めたシーンはかっこよかったです。

続編のワールドユース編。
日向の母親が病に倒れ、彼が金のためにユース大会出場を断念してプロ入りしようとした時のことです。

若島津が何も言わずに通帳を渡して、夢を簡単にあきらめないでくれ、みたいなことを伝えたシーンでは、いい男だと思いました。


スポンサーリンク

三杉淳

小学生編、いや作品全編においてのベストバウトが、三杉率いる武蔵FCとの試合でした。

超天才型プレイヤー、しかし心臓病のため長時間のプレイは出来ない、そんな彼の前に、翼は初めての挫折を経験することになります。

試合は拮抗し、三杉もこれが最後の試合と覚悟を決めて、全力でプレイしてきます。

本作も含めてスポーツマンガにおいてケガを押してプレイするというのは定番ですが、
私はあまり好きではありません。

しかし、三杉のプレイには夢中になりました。感動しました。
試合も最後はさわやかな感じで終わって、とてもよかったです。

岬太郎

連載当時、日向小次郎と並んで、女性ファンから絶大な人気を誇っていたようです。
一方、主人公の翼は異様なほどに嫌われていました。
(注:マニアックなファンの間に限ってのことです。)

当時は理由が分からなかったのですが、今思えば、大好きな岬くんと仲良くしている翼に嫉妬していたということでしょうか。

男性間の恋愛を扱う文化があります。
今ではボーイズラブというのでしょうか。
昔は「やおい」と言っていました。

その方面の業界にはうといのですが、「やおい」の草分けがキャプテン翼でした。
それと「聖闘士星矢」。
漫画同人誌で、男性キャラクター同士をちちくりあわせていました。

ピーク時にはサザエさんやおぼっちゃまくんなど、なんでもありの状態だったそうです。
「銀河英雄伝説」の田中芳樹さんは、自作品をネタに使われているのを見て激怒されたとか。

幼女誘拐殺人事件でオタクの実態が暴露されると、彼らは世間から相当の迫害を受けるようになったと記憶しています。

話が飛躍してしまいました。

若林源三

作品開始序盤で足を痛めてしまい、それをずっと引きずっていたのが見ていて痛々しかったです。
中学生編では、誰も彼もそうなってしまっていました。

根性出してケガに耐えることが美徳とされていた時代ということでしょう。
翼の母親は、再起不能になっても本人がやりたいと言うのなら認める、とか言い出す始末。

私は当時からとてもイヤでした。
ケガしたら治るまでおとなしく休みましょう。

彼も若島津に勝るとも劣らない名キーパーだったので、日向に逆転ゴールを決められたシーンにはハラハラしました。

スポンサーリンク

大空翼

小学生大会決勝、最終盤のシーン。
翼と小次郎の最後の勝負です。

翼率いる南葛SCは1点リードしているが、予選で1点差で負けていたため、もう1点取ってこそ真の勝利。

小次郎は最後にボールを奪って、ロングシュートに全てを賭けるしかありません。

柔の翼、剛の小次郎、
両者が見開きページで真正面から激突します。

連続見開きページで、翼は小次郎をふっ飛ばしました。
これにはしびれました。

シュートしたボールは相手ゴールのネットを突き破り、南葛は優勝を果たしました。

よく言われていますが、やっぱりキャプ翼は小学生編が最高だと思います。

気が向いたら他のキャラクターの感想も追加していきます。

高橋陽一テレビ出演

キャプ翼原作者の高橋陽一先生の師匠、平松伸二先生のツイッターをフォローしています。
その情報で知ったのですが、先日陽一先生がテレビ出演しているのを見ることが出来ました。

出演時間はかなり短かったです。
ひとつのエピソードが紹介されました。

キャプ翼は連載当初はあまり人気がなかったそうです。
そこで第4話あたりで予定稿をボツにして描き直しました。

見よう見まねのオーバーヘッドキックを翼にさせたのです。

それで人気が向上するようになったのだそうです。

「リングにかけろ」の主人公がブーメランフックを習得して人気が爆発するまでの期間を思えば、かなり早い時期に手応えをつかめたのはよかったと思います。

主人公に大技を使わせるのはセオリーなのかもしれませんね。

キャプテン翼のつくり方

帯も飾ってくれているイニエスタ選手など、世界中のスター選手から愛されている『キャプテン翼』。

サッカーファンなら知らない人はいないほどの不朽の名作がどのようにつくられたのか ―― 連載スタートから38年。次世代に送る熱いメッセージとともにキャプテン翼にこめた想いを熱く語った高橋陽一先生初の自叙伝です。

キャプテン翼に登場する大空翼や若林源三、日向小次郎や三杉淳、岬太郎や石崎了といった多くのキャラクターのエピソードやイラストも多数掲載。

さらにメッシや本田圭佑選手、長谷部誠選手といったスター選手たちのキャプテン翼に対する熱い想いも綴られており、子どもから大人まで幅広く楽しめる一冊になっています。

著者の高橋陽一先生は、1980年に『キャプテン翼』(集英社)でデビュー。1983年にはアニメ化もされ、日本でのサッカー人気はもとより、世界のサッカーの普及・発展に大きく貢献し、数多くの海外サッカー選手たちへも影響を与えています。現在は、『グランドジャンプ』誌にて『キャプテン翼 ライジングサン』を連載中で、2017年6月にはシリーズ通巻100巻を達成しました。


連載を軌道に乗せるまでの試行錯誤の話が面白かったです。

ワールドユース編も面白かったです。
駆け足感もなく優勝までこぎつけたのですから、打ち切りという感じはしませんでした。
20巻近くも続いたのですから立派なものだと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする