ルルーシュとスザクについては、こちらで書きました。
それ以外のキャラについて感じたことを書きます。
カレン
お気に入りのキャラです。
最後までスザクとは分かり合うことは出来ませんでしたが、私もスザクが理解できないのでカレンには共感しました。
ゼロの正体がルルーシュと分かった後みんな手のひらを返したというのに、それでも彼に理解を示そうとしたのはカレンだけでした。
(ディートハルトは例外ですが)
ゼロレクイエムの意図をすぐに察したのも、彼女だけでした。
とてもかっこよかったです。
彼女のおかげであのシーンがとても盛り上がりました。
扇
ギアスファンの一部から嫌われているようです。
ちょっと優柔不断なところがあるようですが、嫌うほどのキャラではないと私は思います。
ゼロを見限ったのも、彼ならあんなものでしょう。
カレンなら違和感がありますが、彼女はそうではありませんでした。
納得行かないのは、最後日本の首相になっていたということくらいです。
まあ、それすらほとんどどうでもいいことですが。
ただ彼は首相を務めるほどの人物ではないでしょう。
ヴィレッタは記憶を失ったからといって、性格まで大きく変わるのはおかしいと思いました。
ナナリー
彼女に悪魔呼ばわりされたルルーシュがかわいそうでなりませんでした。
ダモクレスに憎しみを集めるというルルーシュへの彼女のセリフが、彼に憎しみを集めるというゼロレクイエムの発端になったのではないでしょうか。
だとすれば、とても悲しいです。
あと彼女はミサイルもいっぱい撃っていましたね。
ナナリーに関しては、理解が追いついていないところがあります。
スザクばかり顰蹙を買っているようですが、ナナリーも再考を要するでしょう。
C.C.
最後まで名前が明かされなかったのは、何か理由があるのでしょうか。
『復活のルルーシュ』の予告編では、額の紋章がまだ残っていました。
ルルーシュと契約は果たされておらず、彼女はまだ不老不死のままなのでしょう。
R2できれいに完結したと思っていたのですが、まだまだ設定が消化不良のようです。
『復活』の後に、R3があるかもしれません。
ロロ
シャーリーを撃ったのは、彼女がルルーシュの正体を知ったからということになっています。
しかし私はこう思っていました。
彼女がナナリーの名前を口にしたため、自分が偽りの弟の地位を失うのをおそれたからだと。
こちらの方が面白いと思うのですがどうでしょう。
しかしやったことはひどいと思います。
最後までいい奴のようなまま死んでいったというのは、ひっかかるものがあります。
シャーリー
本作はどこか歪んだ連中ばかりなので、彼女のクセの無さはホッとさせられます。
劇場版三部作の最大の改変が、彼女の設定でしょう。
(まだ見ていないのですが)
彼女の死はあまりにも悲しすぎたので、それでよかったと思います。
R2では彼女の死がギアス教壇殲滅の理由とされたと思うのですが、それならユーフェリアの死を理由にしてもよかったでしょう。
ニーナ
こわいです。
作品にそぐわないと思えるくらい。
ディートハルト
人気はなさそうですが、面白いキャラだと思っています。
ルルーシュを裏切りはしたものの、嫌いにはなれませんでした。
裏切ったというなら黒の騎士団の方が、お手軽にやってのけました。
扇たちが早々に手のひらを返した時も、ルルーシュへの理解を示していたのは彼とカレンだけでした。
最後はかわいそうでした。
ディートハルトには軽薄さを感じなかったので、ルルーシュにあれほど嫌われていたというのは残念でした。
コーネリア
私はにわかファンですが、強さランキングみたいな話題はあるのでしょうか。
コーネリア、カレン、スザクが作中3強だと思っています。
ユーフェミア
作中悲惨度ナンバーワンキャラが彼女でしょう。
ルルーシュが少し口を滑らせたことがきっかけであのようなことになるのは、ストーリー展開的に強引だと思いました。
日本人を殺して汚名を着たこともそうですが、ルルーシュに殺されるというのも悲しすぎます。
ドラマにマイナス要素は必要ですが、これはやりすぎでしょう。
ロイド
思わせぶりなキャラでしたが、消化不良のまま終わっています。
彼の飄々とした性格は、後天的なものであった方が面白いでしょう。
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