どろろリメイクアニメは2019年1月7日放送開始
どろろアニメPV第1弾感想
見てまず思ったことが、絵柄が違うということでした。
どろろがどろろに見えません。
しかし、このような試みは評価したいと思います。
50年前の漫画を今アニメ化するのであれば、そのまま移すのではなく、今ならではの表現をするべきです。
子供の頃に「聖闘士星矢」というアニメがありました。
これも漫画原作にはない、オリジナルの要素が加えられましたが、聖闘士星矢の世界が広がったと感じました。
どろろアニメPV第2弾感想
やはり主役は百鬼丸ですね。
キャスト紹介でも、どろろより上に来ています。
漫画の単行本の著者コメントで、なぜ主役(タイトルだったかな)が百鬼丸ではないのかと、よく質問されると言っていました。
その理由は、手塚先生がどろろの性格が大好きだからと回答していました。
今回のPVは、百鬼丸のアクションシーンがメインとなっています。やはりカッコいいです。
絵柄も相まって、とてもアダルトな雰囲気です。大人も楽しめる作品になるでしょう。
どろろアニメPV第3弾感想
アクションシーンだけでなく、キャラクターの内面をより描く作風となりそうです。期待が高まります。
気になるのは、放映期間です。
発表はまだないようなので、人気次第ということでしょうか。テレビアニメは3ケ月が一つの区切りとは聞きますが。
今でも前回のアニメが見られるとは驚きです。これもオリジナルの設定が加えられているそうです。全26話。
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どろろ実写映画の内容と評判は?
どろろは過去に一度アニメ化されていますが、何年か前の実写映画化で、ある程度知られるようになったのだと思います。
実写映画版は続編の予定があったのか、全ての魔物を倒すまでには至っていないようです。
そういえば好きと言っている割には、まだ見ていませんでした。大人のどろろというのも、ひとつの試みですね。今回を機に、映画版も一度見てみようかと思います。
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それまでは、鉄腕アトムやブラックジャックと比べて、あまり評価されていない作品でした。
(今もそうかもしれませんが。)
水木しげるの妖怪漫画に触発されたと聞いていますが、漫画は短期間で打ち切られてしまいました。
ですが、私は面白いと思っています。アニメ化はとても嬉しいし、楽しみにしています。
漫画版どろろについて
私が「どろろ」を初めて読んだのは、子供の頃でした。言葉狩りによるセリフの改変は、まだされていませんでした(笑)
妖怪を倒して体を取り戻す、という設定が斬新でした。
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2つのどろろ 少年サンデー版と冒険王版について
後年知りましたが、バージョンが2つあるとのことでした。
少年サンデー版と、それが打ち切られた後で描かれた冒険王版です。
私が読んだのはサンデー版で、広く知られているのもこちらだと思います。
手塚治虫はどろろに限らず、後年の単行本を読んだだけでは、発表当時の状況を追いづらいということがあるようです。
それを知ったのは、この本です。
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話を戻しますが、冒険王版は、何年か前に出た手塚全集には収録されたと聞きます。
いまだに読む機会がないのですが、調べたところ新たな設定として、
どろろは魔神が奪った百鬼丸の肉体から作られた
というものが加えられました。
どろろを殺せば体が戻るが、百鬼丸はどうしても出来ないと葛藤します。
どう展開されたのか気になりますが、かなり昔に出たゲーム版では、よく知られたサンデー版ではなく、冒険王版のこの設定が使われています。
ゲーム版どろろについて
2004年のPS2版です。まだ新品が流通しているのはすごいですね。
今回のアニメ化で増産されるか、あるいは現行ハードで発売されるかもしれません。
こういうことは企画の段階で、すでに決まっていることなのでしょうが。
アニメ化に合わせて、舞台化も同時に発表されています。
PS2版の動画を見たところ、結構いい感じでした。PS4版がほしいと思いました。
冒険王版の設定で作られたPS2版は、ラストをうまくまとめているようでした。漫画が打ち切られていても、こういう形で完成されるというのはよいですね。
今回のアニメにも期待したいです。
「どろろ」「三つ目がとおる」大解剖 手塚治虫 怪奇マンガの世界
雑誌連載当時の絵がたくさん載っていました。私も初めて見るものばかりです。
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