将棋

右四間飛車対策(左美濃から銀冠)を定跡と実戦から調べてみた

近所の将棋クラブで、四段のおじさんとよく指します。

昔は県代表の常連でした。五段なのかもしれません。今ではシニアでも優勝できなくなってしまいましたが、まだまだ強いです。

1日中指して3勝くらいなので、勝率は2割くらいだと思います。

お互い居飛車も振り飛車も指します。自分が振り飛車を指すときは、向かい飛車を志向します。

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一応得意戦法にしているので、この戦型に組めた場合はたいてい互角の終盤を迎えることが出来ます。

そのため勝率も、他の戦法を使うよりは幾分高いという気がしていました。

しかし最近は、向かい飛車に組ませてもらえなくなってきました。

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こちらが振り飛車模様にしたら、右四間に組んでくるのです。
飛車先を突いてこなければ、向かい飛車には組めません。

そしてこの右四間には、ほとんど勝った記憶がありません。

今までは別の戦型も含めて2,3割勝てれば納得していましたが、先日は一日中指して全敗してしまいました。

さすがに全敗することはほとんどなかったのですが、悔しいという思いと、

それ以上に、得意戦法を封じられていることに納得できないという思いがあります。

この右四間で痛い目にあわせられれば相手も手を変えてくるかもしれないと思い、少し勉強することにしました。

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右四間飛車の実戦はどんな展開か

右四間側は、左美濃から銀冠まで組もうとします。

こちらは昔おぼえた定跡を思い出しながら、普通に組みます。

相手に合わせて銀冠まで組むこともあれば、美濃囲いまで組んだところで暴れることもあります。

これは自分で考えた手順で、おそらく本には載っていないはずです。

どういう動きかというと、この局面から

▲6五歩 △同歩 ▲同銀!

△同銀 ▲6三歩 △同飛

▲2二角成 △同銀 ▲7二角

無理っぽいと分かってやっているのですが、こうして見てみると、そう悪くもないかも。

実戦では少し局面が違うのかもしれません。飛車桂両取りをかけても、勝率はよくないイメージです。

おじさんは▲6五歩に△同歩とは取りません。

▲6五歩 △7七角成 ▲同桂 △2二角

これで苦しいです。

ムチャクチャですね。

こんな手順、当然本には載せられません。この手順をやらずに待っている方が、まだ勝率が高い印象です。

なぜこんなことをやるかというと、相手がいつまでも攻めて来ないからです。

左美濃から銀冠まで組んでいるのを見ると、やりたい放題やられて癪だという思いがあること。

もうひとつ、それならその間自分も玉を固めればよいのですが、

美濃囲いで固さは十分で、高美濃や銀冠に移行するメリットを感じられないからです。

銀冠へ組む途中で仕掛けることが多いですが、相手の囲いが完成していなくても無理攻めは無理攻めです。現時点の私の最大の右四間対策は、この仕掛けを「やらない」ことです。

おじさんの右四間飛車の仕掛け方

右四間側の仕掛けは、定跡では桂馬をはねて角をどかせるところからスタートしますが、おじさんはほとんどはやってきません。

それならば昔覚えた定跡で、幾分は対応できるかもしれないのですが…

よくやってくるのが、角頭を狙う

△7五歩 ▲同歩 △7二飛です。

この時点ではそれほど不利ではないと思っていました。

最大の敗因は、ここから無理に暴れるからでしょう。

自分なら▲6五歩と突きそうです。

▲6七銀と引くべきなのかもしれませんが、それだと少し不満なので、やはり不利なのか。

いずれにしても、相手は毎回やってきます。

調べたところ、▲5六銀が早いからだと分かりました。

相手が桂馬を跳ねてから、銀を上がるのです。

なお、銀は6七の地点でも十分だと、このたび調べて分かりました。

昔おぼえた定跡、というより駒組の形だけをたよりに指していたので、まだまだ知らないことが多かったです。

△6五歩が見えると、怖くなってすぐに▲7七角と上がっていますが、そうすると▲7八飛の反撃が消えます。

▲5八金左も、6九で待機していた方が、急戦を仕掛けられた場合に、7九へ寄って桂馬を守ることが出来ます。

反撃手段も調べました。

先ほどの▲7八飛のあたりは、自分でも使えそうなので今度試してみようと思います。

▲5六銀
▲7七角
▲5八金左

何も考えずに指していましたが、それぞれタイミングがあるということです。

それをまず調べます。そして反撃手段も。

△8五桂の仕掛け自体やってこられたことがないので、とりあえずこれだけ調べれば十分でしょう。

いずれは△8五桂の仕掛けをやってくるようになると思うので、その時になったらまた調べるつもりです。

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右四間飛車対策の目標

元々実力が違うので、勝敗の結果は五分にはなりません。しかし他の戦法と同じくらいまで上げることはできるはずです。

相手が右四間ばかりやってくるようになったのは、その勝率が高いからだと思います。

右四間以外の戦法をやってくるようになったら、対策研究は一旦終わりとなるでしょう。

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