杉良太郎(74歳)が、運転免許を返納したことがニュースになっています。
高齢ドライバーによる交通事故が相次いでいる中、英断だったと思います。
「自分がどう判断するのか、家族がどう判断するのか、警察の方にも相談してほしい」
このようにコメントしています。
池袋の元院長の事件があった時も、それを受けて免許の返納件数が増えたと聞きます。
今回の杉さまの免許返納も、高齢者の決断を促す一助となるでしょう。
杉良太郎が運転免許を返納した理由
このようなコメントを出しています。
「70歳の時に一度教習所に行きました。そこで、『この次更新できるのかな?』と判断しました。
運転に対しては問題を感じませんでしたが、70歳を過ぎると体の変化も起こる歳であり、反応が以前と違うなと感じました」
日常生活において変化を感じるものの、まだ運転はできるとは考えているようです。
完全にダメになるまで、いやダメになってからも免許にしがみつく高齢者も多い中、さすが杉さまと感じました。
それに比べて、池袋の元院長はひどいものでした。
警察の任意聴取が終わって出てくるところを見たのが初めてでした。
階段とは言えない段差すら、人の助けを借りないと歩けない状態だったことに驚きました。
起こした事故もひどかったですが、その後の対応もひどかったです。
被害者遺族が会見を開いたということは、謝罪すらしていなかったのでしょう。
杉さまが仮に運転を続けて事故でも起こしたら、被害者が生じることもさることながら、ご自身の実績も台無しにしてしまいます。
多くのファンは、そんな姿は見たくないはずです。
免許返納のデメリット 説得したり特典を付けることで解決するのか
水を差すようですが、高齢ドライバーの問題解決には、もっと抜本的な対策が必要だと考えます。
最大の問題点は、
田舎に住んでいて買い出し等が出来なくなると生きていけなくなる。
これに尽きると思います。
問題は地方在住の高齢者です。
杉さまのファンだからといって、おいそれと同調することは出来ないでしょう。
都会に住んでいたり、同居人がいれば、車の運転は生活に必須ではありません。
それでいながら運転を続ける層もいるはずで、彼らが今回の杉さまの免許返納に同調することは大いに考えらます。
その数は膨大でしょうから、やはり今回の件は意義が高いことだと思います。
さしあたっては彼らから免許を取り上げるべきでしょう。
免許がなければ生きていけない層と同律に扱うべきではありません。
そもそも免許を交付した側が責任を問われないことが問題です。
新聞の投書で読んだことがありますが、視力検査でいくら間違えても、まぐれ当たりするまで検査をくり返すということもあるようです。
本来なら地方在住者であっても、そのような者に免許を交付してはいけないはずです。
交付年齢に下限はあるのに上限がないというのもおかしいです。
この意見はよく聞きますが、全く同感です。
池袋の元院長の運転より、高校生の運転の方がよほどマシだと思われます。
車の機能を高めるという手段も、それは進めるべきだとは思います。
しかし、くたばり損ないでも乗れる車を開発しようという話であれば、あまり好きにはなれません。
車はどこまで行っても凶器なのですから、過信すべきではないと思います。
年寄りは運転に自信を持っていると答える層が高いという統計もあるそうですが、これも不思議でなりません。
年寄りが運転に自信があるなどとは、口が裂けても言って欲しくないです。
少なくとも生活に免許が必須でない杉さまファンの高齢者は、これを機に免許を返納してもらいたいです。
杉良太郎の若い頃の出演作 水戸黄門 遠山の金さんなど
最近では『下町ロケット』に大企業の会長役で出演していました。
とはいえ、メインキャストとまでは言えませんでした。
杉良太郎の本領は、やはり若い頃の時代劇でしょう。
『遠山の金さん』『水戸黄門』『大江戸捜査網』でよく見ましたが、いずれも再放送でした。
松平健や高橋英樹はリアルタイムで見ていたのですが、その頃は杉さまの出演作は放送していなかったと思います。
マツケンは65歳ですが、高橋英樹は75歳です。
82歳の里見浩太朗も、リアルタイムで見ていました。
杉良太郎をあまり見なかったのは、現代劇か舞台に活躍の場を移していたのかもしれません。
杉良太郎の若い頃の画像
今でも熱狂的なファンがいるのは、この時代を知っている層が多いからでしょう。
団塊世代なのでしょうね。
まあ、今でも男前ですけど。
中には若い頃とのギャップがひどい人もいます。
ファンを裏切らない風貌を保っていると思います。
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