盟主イベント『うしろの正面だあれ』を見て面食らったユーザーは、私だけではないでしょう。
本編すらなかなか理解が追いつかなかったのに、こちらはまったく意味不明に思えたからです。
面食らったのは、共和国大統領が登場してきたせいもあるでしょうか。彼と協力関係にある、別組織の存在も確認されました。
気前よく情報が明らかにされていくのは結構なのですが、これまでの疑問が解消されるものではないのでついていくのが大変です。疑問はむしろ増えていっているので。
先日のアップデート分もおよそプレイしましたが、その点においては変わりありませんでした。とはいえ、あれで一区切りと考えるべきでしょうから、ここで考えをまとめておこうと思いました。
もくじ
『うしろの正面だあれ』が意味するものとは?
かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ?
元ネタの『かごめかごめ』を調べてみたのですが、これまた全く意味不明の歌詞です。今まで考えたこともありませんでしたが。
様々な解釈がなされていますが、いずれもまったく掴みどころがないものでした。地方によって歌詞も異なることから、意味などどうでもよいのかもかもしれません。
ただ軌跡世界において、『うしろの正面だあれ』の一節のみは意味を持っているはずです。
現時点では、うしろを振り返ってはいない=真実を知らない状態と考えられます。
うしろを振り返る(=真実を知る)とどうなるのでしょう。
マクバーンが言っていました。盟主の正体を知ってしまえば、自分の今の姿は保てなくなると。
知ってしまえば(=観測してしまえば)他の可能性は消える、というのは他でも聞いたことがあります。ますますSF要素が濃いものになってきました。
今までの描かれてきた世界は、さまざまな可能性のひとつに過ぎず、本当の世界は別にあるのかもしれません。
今までの描かれてきた世界は、エリュシオンが再現した世界と同列であるということです。
真実の世界は別にあるというのは、今さらなのかもしれませんが。零の軌跡では「グノーシスを服用すれば真の世界が見える」というような話もありましたから。のちにマクバーンもそう言っていました。
とはいえ本当だとしたら、かなりイヤな話ではあります。空の軌跡からプレイしてきた世界は、いわば夢オチのようなものということになるからです。
これまでの世界がウソならウソで、不満の生じない方向へ持っていって欲しいです。
使徒が7人いることに理由はあるのか?執行者との違いは?
アリアンロードの後任候補がいるようです。
これを見て思い出したのは、せっかく空の軌跡でワイスマンを倒したというのに、碧の軌跡でマリアベルが補充されたのをとても嫌だと思ったことです。キリがないと。
今回の補充については最初は特に何も感じなかったのですが、ここへきてふと思ったことがありました。
結社の計画の実行において、使徒は7人でなければならないのではないかと。
私同様、今まで気づかなかったユーザーも多いのではないでしょうか。その理由までは分かりませんが、至宝の数が7であることと関係があるのでしょうか?
そもそも使徒の役割をかなり漠然に考えていました。幹部ではあるのでしょうが、やっていることは執行者とそれほど大差がありません。
創の軌跡では、別の可能性の世界が(別次元で?)存在し得るということが分かりました。
具体的にいえば、イシュメルガリィンの存在です。ニセエンペラーもあれはロボットではなく、スウィンたちが仕留め損なった世界の彼をエリュシオンが再現したものなのでしょう。
使徒とは「破滅を回避できる世界を探る者たち」ではないかと。
ノバルティス博士は何かのシミュレーションをしていると言っていました。使徒には曲者も多いですが、私利私欲のために動いてはいないと見受けられます。
執行者は本人に自覚がなくとも、その行動が思わぬ可能性を生み出すことに、盟主から期待をかけられているのかもしれません。
『永劫回帰』と『世界の可能性に迫る計画』の違いとは?
このように並べられると、永劫回帰とは破滅を受け入れ、その先の新世界を迎えようとしているようにも見えます。
結社が世界の破滅を回避するべく動いていると思ったのですが、それはむしろ大統領側の計画なのかもしれません。