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綾辻行人おすすめの小説は『どんどん橋、落ちた』その理由をまとめました

『十角館の殺人』を友人に薦められてまだ1年もたっていませんが、綾辻行人作品をかなり読みました。

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「館シリーズ」もあとは『暗黒館の殺人』を残すのみ。それ以外の作品も面白いものばかりで、これからも読み続けていくでしょう。

私も綾辻行人作品を広めたいと思い、この記事を書きました。

数ある綾辻作品から1作薦めるのであれば、やはり『十角館の殺人』が順当なのかもしれません。

しかしよりふさわしいと思える作品が見つかりました。

『どんどん橋、落ちた』です。

綾辻作品は半分も読んでいませんが、これから読み続けてもおそらく変わることはないでしょう。

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『どんどん橋、落ちた』内容解説&感想ネタバレなし

5作の短編集となっています。

1 どんどん橋、落ちた
2 ぼうぼう森、燃えた
3 フェラーリは見ていた
4 伊園家の崩壊
5 意外な犯人

独立してはいますが、順番に読んでいくのがよいでしょう。

特に2本目の『ぼうぼう森』は1本目の『どんどん橋』を受けた内容ともいえるので。

全作品が犯人当てクイズとなっています。

『鳴風荘事件 殺人方程式II』のように明確に「読者への挑戦状」と銘打ったものではなく、本作では作中人物への挑戦という形ではありますが。

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必要な情報は事前にすべて提示され、「さあ犯人を当ててください」という体裁です。

簡単に内容を紹介します。

どんどん橋、落ちた

落ちそうな吊り橋を渡った子どもが、渡りきったところで橋が落ちてしまい戻れなくなってしまいます。

それを見つけた兄が助けを呼びに引き返します。

子どもが渡った先はがけ崩れがあったばかりで道がなく、いわば密室です。

兄が戻った時に子どもはいませんでした。

吊り橋の下を流れる川から探した仲間が子どもを見つけるのですが、彼は「突き落とされた」と言い残して絶命しました。

これの犯人を当てるのはかなり大変でしょう。

ちょっとズルいと言いたくなるかもしれませんが、出題者のルールは守っています。それどころかヒントを散りばめています。

ぜひ挑戦してみて下さい!

ぼうぼう森、燃えた

犬の群れの内輪もめの話です。

ボスを犬を殺したのは誰か?

 

『銀牙』の世界!犬がしゃべります。

ネタをバラす直前で「まさか」と気づいた時には興奮しました。

フェラーリは見ていた

麻雀…だったかな?のメンツの一人が殺されます。

犯人は残りの3人のうち誰だ?

ネタも誘導も、ちょっと強引な感じがしました。

伊園家の崩壊

磯野家のモデルのキャラクターが全員悲惨な最期を遂げます。

サザエさんの死の真相は?

奇怪すぎる(笑)浮気するマスオさんとか。

そういえばサザエさん、何年も見てないなあ。

意外な犯人

綾辻行人脚本のドラマ制作の企画会議が舞台となります。そこで殺人事件が発生!

犯人を当てることは可能かもしれません。ただ回答は正確に。

犯人当てクイズのテレビ番組が昔あったのですね。なんで深夜放送だったの?そのうち見たいです。

『どんどん橋、落ちた』を薦める理由

短くともトリックにキレがあり、綾辻ミステリーの魅力を味わえると思ったからです。

『どんどん橋、落ちた』は短いのも魅力

「今後もおすすめするのは変わらない」と冒頭で述べましたが、その短さが最大の理由です。

ミステリー小説に求める「どんでん返し」「仕掛け」は最終盤に明かされますが、文字は漫画ほど情報が早く頭に入ってきません。

小説で「オチ」がつまらなかった時のガッカリ感は、漫画より大きいでしょう。

せめて『ぼうぼう森』までは読んでみて欲しいです。そこまで読んでつまらなければ、そこから先は読まなくてもよいかもしれません。

『どんどん橋、落ちた』独自の魅力は?

もちろん短いだけではなく、内容も伴っていなければいけません。

『どんどん橋』『ぼうぼう森』のネタのキレ自体は、他の長編に劣るものではないと思っています。

その上で独自の魅力を語ると…

U君とのやり取りが大好きです。

U君は解答編でネタの「キモ」を明かさないんですよね。綾辻先生がムッとするのも当然です。

もっとこのコンビのネタを見たいと思いました。

この話には続編があります。『人間じゃない』の1編の『洗礼』がそうです。

ただここでは、U君とは会わずじまいだったのが残念でした。

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『どんどん橋、落ちた』U君の正体

どこで読んだのか忘れましたが…

Uとは綾辻先生の本名のイニシャルで、若い頃の自分がモデルである とのことでした。

学生時代に所属していたミステリー研究会の活動でも、犯人当てクイズの創作をしていたそうです。当時から正答率0%だったとか。

もっともっとこういうのを読んでみたいです。子供の頃、藤原宰太郎 の推理クイズを読むのが好きでした。

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