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綾辻行人『館シリーズ』10作目最終巻はいつ?期待と不安を書いてみる

綾辻行人の代表作といえば、なんといっても『館シリーズ』でしょう。

Another』も大作ではありますが。

そちらの状況はよく知らないのですが、館シリーズが遅れているのはそちらに手がかかっているということなのかもしれません。

綾辻行人は私が学生の頃『黄昏の囁き』を読んで以来です。面白かったのですが、それ以上に小説ならではの作り方に衝撃を受けました。著作がTVドラマ化されないのは、そういうものばかり書いているからなのですね。

社会人になってから、小説自体を全くといってよいほど読まなくなってしまいました。再開したのは先日の半沢直樹の2回目のTVドラマ化で、原作小説を手にとったのがきっかけでした。

それはともかく、なぜ当時大いに話題になっていたはずの『十角館の殺人』を読まなかったのでしょう。そうすればこの30年、大いに楽しめたことでしょうに。

いや遅筆とのことですから、待たされることなく読み放題という今の状況も悪くないのかもしれません(笑)

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綾辻行人『館シリーズ』10作目最終巻に期待すること

実は『時計館』『暗黒館』は未読です。そのため的はずれなことを書いてしまうかもしれませんが…

シリーズを通した仕掛けはないとのことですので、そういうことは期待できないのかもしれません。『十角館』が売れたから同じ路線で書き続け、調子がよかったから全10作にすることになったという話のようですので。

しかし、

「後付でシリーズを通した仕掛けとなる」という構成に持っていくことは出来ないものでしょうか?

『暗黒館』は先に書いたように未読なのですが、過去作前提のネタがあるそうです。過去作制作時には『暗黒館』の構想はなかったのですよね?

いずれにしても、中村青司を本編に絡ませて欲しいです。

例えば『水車館』のように現在と過去を交互に描くという構成で、生前の中村青司と現在の鹿谷門実を行き来するとか。

そもそもどうして中村青司設計の館ばかり悲惨な事件が集中するのでしょうか。理由などないのでしょうが、彼が生前に不徳を積んでいたという描写があればまだしも格好がつきます。

 

この後も同じ調子で次回作を続けられるような終わり方ではなく、たとえそうだとしても大きな区切りを感じられるものを望みます。

例えばTV時代劇の『暴れん坊将軍』『眠狂四郎』などは、その最終回は来週も同じ調子で続けられそうなあっさりした終わり方でした。最終回らしさが全くありません。びっくりするほどです。

何をもって最終回らしいかというと難しいのですが。例えばTV時代劇の『新・必殺仕置人』はその作品のみならず、そのままシリーズが終わってもよいほどの迫力でした。

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ボリュームですが、『時計館』くらいは欲しいです。

 

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館シリーズ10作目最終巻に感じる不安

まず「完成させられるのか」という点です。

『奇面館』から9年にもなります。『黒猫館』『暗黒館』が10年以上離れているものの、それとは状況が違います。

年齢的な問題もあるのですが、それでもまだ還暦前です。

気になるのは、消耗が激しいという類のコメントが何かと多いことです。

40代の頃からそういうコメントをされているようです。作家というある意味特殊な仕事ということを鑑みても、ちょっと心配になるほどです。

『奇面館』は発表のかなり前から各所で構想に言及していたようですが、次回作に関してはそれも無いようです。これも少し心配です。まさか白紙に近い状態なのでしょうか。

田中芳樹先生が作品の畳みに入っているようです。『アルスラーン戦記』に続いて『創竜伝』も完結します。もう未完になるものと思っていたのですが。

田中先生は現在68歳。まあそろそろといった時期でしょうか。綾辻先生は年齢的にはまだまだ頑張れるはずです。焦って待つ必要があるとすれば、原因は別の事情なのでしょう。

ただ館シリーズは1作完結なので、それほど無理をすることもないのかもしれません。

『時計館』『暗黒館』が未読の理由は、綾辻先生のピークに書かれた作品のようなので、楽しみに最後に残しておいたという次第です。『黒猫館』はこの間だったのですね。さすがにキレがある作品と感じます。

『暗黒館』でもうやりきったという思いがあるのかもしれません。そのようなコメントもあったような気がします。

その後の2作、『びっくり館』はちょっとライトな感じもしますし、『奇面館』も比較的おとなしい印象を受けました。

全10作といった手前、大っぴらにはいえないものの、館シリーズに対する創作意欲はもう大きくはない?

いやいや『奇面館』は悪くはないものの、あれでシリーズ完結では納得いきません。

最終作を完成させる意義は、やはり前項に挙げた期待を満たすものであると思っています。

 

内容には大いに期待するのですが、完結するというだけでも話題になるはずです。

『十角館』30年というだけでこのようなものが出るくらいですから、シリーズ完結ともなれば過去作すべてを巻き込むセールス面の影響が期待できるでしょう。

だから早く出してよ…

綾辻行人おすすめの小説は『どんどん橋、落ちた』その理由をまとめました

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館シリーズ10作目最終巻は2021年?

追記となります。当記事を投稿した後スマホを見たら、関連ニュースが表示されていました。

発表時期がいつになるかは不明ですが、

「次回作は『館』シリーズになる?」の問いに対し、

綾辻さんは「はい」と回答しています。

投稿日と同日の記事だったことに驚きましたが、これを書かなければ見つけることは出来なかったのかもしれません。

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