鬼滅の刃203話ネタバレ 数多の呼び水
「お兄ちゃん帰ろう 家に帰ろう」
禰豆子の声が聞こえる。
「帰りたい。俺も家に帰りたいよ禰豆子。」
涙し神に願い、手を伸ばす炭治郎。
「帰ってどうなる。」
その声はなんと無惨のものであった。
「鬼でなくなれば数年のうちに死ぬのだぞ。目の前にある無限の命を掴み取れ。」
しかしそれは炭治郎の望むものではなかった。
俺は人間として死にたい。
みんなの所に帰りたい。
それが炭治郎の望みであった。
仲間たちが彼の体を支える、これは炭治郎の妄想か?
炭治郎が伸ばす手をしっかりと握ったのは禰豆子の両手であった。
しがみつく無惨!
「待ってくれ頼む!!私の意志を思いを継いでくれお前が!!」
「私を置いて行くなアアアア!!」
炭治郎、仲間たちのもとへ生還!
鬼滅の刃203話感想 最終回じゃないぞよ もうちっとだけ続くんじゃ
人間に戻るまでもうしばらくかかるかと思いましたが、意外とあっさり戻りましたね。
鬼滅の刃201話考察感想 今後の予想も!外したらゴメンm(__)m
とはいえ、「炭治郎が鬼になる」というのがこのアイデアの肝だったので、戻るまでをダラダラ続けるべきではないでしょう。
このテンポのよさ、スピード感が鬼滅の魅力の一つでもあります。
そして無惨のキャラクターも、よい感じに完成されたと思いました。
当初は人を喰うから悪人、人を苦しめても何とも思わないから悪人、というステレオタイプの悪役だと感じました。
特段の目的もなく、ただ生きながらえるだけが望みという点も、薄っぺらいと思っていました。
しかし彼なりの思いがあったと分かり、炭治郎と張り合うにふさわしいキャラクターという認識に至りました。
さて、これからどうなるんでしょうね。宇宙人が攻めてくるというのはやめてくれよ(笑)
無惨を倒したのちに何かあるとは思っていましたが、その通り「炭治郎が鬼になる」という展開となりました。
そしてそれも終わりました。炭治郎の生還を喜ぶ仲間たちの笑顔を見ていると、もうこれで終わってよいという気分にさせられました。
次号は巻頭カラーとのことです。最終回巻頭カラーというのはドラゴンボール以来でしょうか。名作の本作にはふさわしい花道だと思います。
とはいえ読者の予想を外してナンボというのが作家なので、まだ何かアイデアが控えているのかもしれません。
あるとすれば、悪鬼・無惨の誕生のルーツですかね。
薬であんなバケモノが生まれたというのが、しっくりこないという思いはありました。ここにまだ何かあるような気はしますし、『青い彼岸花』の伏線もまだ未消化ではあります。
いずれにしても、宇宙人を登場させて引き延ばすということはないと信じています。満足のいく最終回を期待しています。
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