江口のりこが『半沢直樹』に政治家・白井亜希子役で出演します。
白井は支持率回復のためのサプライズ人事で抜擢されるのですが、会見シーンが早くも話題となっています。
“次の選挙を見据えた票集めのための抜擢では?”と記者から質問された白井は「選挙?」と聞き返し、
さらに人差し指を顔のそばに出して微笑みながら
「それは…い・ま・じゃ・な・い」
と芝居がかった口調で回答していました。
それをテレビで見ていた半沢の部下は噴き出していましたが、私はキョトンとさせられました。
どこが面白いの?林修の「今でしょ!」かな?とも思ったのですが、どうもしっくりきません。
最近のネットニュースは半沢直樹だらけなのですが、このシーンも結構話題になっていました。それによると、どうやらモデルとなった人物がいるようなのです。
調べてみました。
江口のりこの「今じゃない」の元ネタは?モデルは複数の人物からか
「今じゃない」というのは、蓮舫が最近同じことを言っていたそうです。
蓮舫は原作小説の段階から、白井のモデルではないかと言われていました。
GoToキャンペーン 1兆7000万円
4/29の第一次補正予算案審議で「今じゃない」と指摘、改善を求めた。
が、政府は聞く耳を持たず7/22から開始。https://t.co/9f1J7EAUwV
九州を中心として豪雨災害拡大、東京で感染者数急増。旅を介した感染拡大リスクを回避し、観光業等直接支援に舵を。今じゃない。
— 蓮 舫 ・ 立 憲 民 主 党 ( り っ け ん ) (@renho_sha) July 14, 2020
4月末ということは、放送延期になっていなければ入れられなかったほどの直近のネタです。転んでもただでは起きませんねえ(笑)
1:17:20 あたりからの発言です。
「今じゃない!」
1.7兆かけてGoToキャンペーンを実施するのは今じゃない、と言っているのです。
元ネタには違いないはずですが、なぜしっくりこないと感じたかというと
「い・ま・じゃ・な・い」
というように、おどけるような、おっとりとした話し方を蓮舫さんは決してしないからです。
あの口調については、別のモデルが指摘されています。
滝川クリステルさんです。
オリンピック開催地誘致のための活動の一環です。
日本にしかできない迎え方は、日本語ではひと言で言い表せます。それが
「お・も・て・な・し」
と説明しているのです。
これも元ネタであることは疑いようがないでしょう。
白井亜希子のモデルは誰か 半沢直樹ネタバレあり
白井亜希子は悪役なのです。
悪役といっても悪の陣営についているだけで、その巻き添えを食らうという感じでしょうか。
原作小説を思い返せば、具体的に悪いことは特段していなかったはずです。
彼女は悪人というより無能という感じなんですよね。(余計ひどいかも…)
モデルとされているお二人は心外と感じることでしょう。
とくに滝川クリステルは、外国人が聞き取りやすいようにしゃべったというだけのことです。それがこんなところでネタにされてしまって。
滝川クリステルのレギュラー出演番組は?テレビCMやラジオでも活躍中!
原作の白井亜希子の設定は、元アナウンサーの経歴を持ち、鮮やかなスーツを着ている、というだけです。滝川クリステルさんは元アナウンサーというだけで目を付けられてしまったのでしょう。
こうなると小池百合子もモデルにされるかもしれませんね。ワケのわからない横文字を使いだしたら、それは彼女です(笑)
江口のりこは先輩役者に「あれは田中真紀子?」と言われたそうです。いつの話やねん。考えてみればハト派の女性政治家って、みんな同じに見えないこともないかなあ。
なお原作者は、蓮舫がモデルであることは否定しています。これは聞かれればそう答えるしかないという話ですね。
主役の半沢直樹についても著者の銀行員時代にそれらしい人物がいたそうですが、これについても否定しています。こういうことは聞くのが野暮とも言えます。
白井亜希子は国土交通省の大臣なので、現実の大臣もモデルとされたと言われています。
モデルの事件(航空会社再建)当時の大臣は、前原誠司氏です。
悪役をわざわざ女性に変更するのはどうなのでしょう。蓮舫さんのキツい口調が悪役向きと目をつけられたのでしょうか?
まとめますと、半沢直樹の白井亜希子のモデルは以下の人物になると思われます。
蓮舫
滝川クリステル
前原誠司
江口のりこの演技への期待
江口のりこさんは20年近いキャリアを積んだベテラン女優です。どこかで見かけても不思議ではないと思うのですが、半沢直樹で見るまで存じ上げませんでした。
出演本数にも圧倒されますが、幅広い役柄をこなしておられます。
今回は蓮舫を思わせる女性政治家ですが、ドラマ化にあたっては滝川クリステルが加えられました。
こうなると期待が高まります。
大和田常務や半沢は原型を留めていないほどキャラクターが練り上げられていますが、白井亜希子も彼らに続いてほしいものです。
アンジャッシュの児嶋一哉が白井大臣の秘書・笠松茂樹役で出演するのですが、これはドラマオリジナルのキャラクターです。
児嶋一哉が「大島さん?」と間違えられて「児嶋だよ!」と突っ込むネタがありますが、ドラマでは笠松を笠竹とでも間違えられるとかあるかも?
白井大臣がこの秘書をいじめるんじゃないですかね。最後は前シリーズの岸川部長よろしく怒り出して「笠松だよ!」と突っ込むと。
秘書で思い出しました。モデルとするなら蓮舫よりもっと面白い女性政治家がいたではありませんか。
わざわざ原作にない秘書を設定するというのは、こういうことじゃないですかね。いや、そうであって欲しい!
モデルより面白くするのはかなり厳しいと思われますが(笑)、ここは演技派女優・江口のりこの本領を発揮するところです。
「会見」でも思い出しました。
何年か前に号泣会見というのがありました。ドラマではあれもモデルに取り入れるかもしれません。
白井亜希子は原作小説でもそれなりに悲惨だったので、あれ以上やるのは勘弁してやってほしいのですけど。
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大和田常務の路線で演技が話題になる女優といえば、30年近く記憶を遡ることになります。
藤山直美です。
NHK朝ドラの『おんなは度胸』での演技は、ちょっとしたブームを起こしました。
ノリの悪い私の妹は「わざとらしい演技」などと分別くさいことを言っていましたが、私は素直に世間に合わせて楽しんでいました。
このドラマ、今は見られないのでしょうか。DVDも出ていませんし、ネット配信も見当たりません。ぜひ見てほしいと思うのですが、全く惜しいことです。
今調べたところ、香川照之も出ていました。そういえばいましたね。どうということもない板前の役でした。
視聴率が40%前後というのは時代のせいもあるのでしょうが、内容もはっきり面白かったですよ。
笑いをとるパフォーマンスというのは、女の方が上だと常々思っていました。
このハゲー以外にも、北朝鮮アナウンサーとか騒音おばさんとか。
そうそう、女優でも近年いましたね。『相棒Season17』第4話のシャブ山シャブ子。
松居一代の会見も面白かった!YouTubeチャンネルは今はもう無いのかな?
帝国航空編のキャスティングですが、悪役の紀本常務、曽根崎次長、乃原弁護士が薄味過ぎてビックリしています。彼らはとても悪役に見えないのです。
白井大臣もひと目悪人は見えないのですが、これでは盛り上がりません。
江口のりこさんへの期待が高まります。顔芸やってくれよ!!!
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