『聖闘士星矢』黄金神聖衣(ゴッドクロス)フィギュアを語る ムウ、アルデバラン、サガ、カノン、デスマスク編

『聖闘士星矢』において主人公チーム以上の存在感を持つ黄金聖闘士、そして黄金神聖衣について語ります。

黄金はキャラクターだけではなく、聖衣の造形も素晴らしいです。
フィギュアもたくさん買いました。
10万以上は余裕で使っています。

黄金聖闘士、最強&最弱についての考察についてはこちらから。

黄金聖闘士(ゴールドセイント)一覧 最強(そしてオマケに最弱)は誰だ?

本作はハーデス編で打ち切られてしまいましたが、黄金聖闘士の活躍がほとんどなかったというのも一因でしょう。
当時の黄金への期待は高かったはずです。
序盤の十二宮編はよかったのですけどね。

とはいえ、連載終了後もほとんど切れ間なく星矢関連の企画が続いているのは、作品のポテンシャルの高さゆえでしょう。

近年、黄金聖闘士が主役のアニメが企画されました。

内容はまずまずという感想なのですが、フィギュアの企画の延命を果たしたという効果に注目しました。

黄金聖衣がアテナの血を浴びて、ゴッドクロスへと進化したのです。

黄金聖闘士の人気があるから生き返らせるというのは、どうということはありません。

しかし黄金のゴッドクロスという着想は、思いもよらないものでした。
今にして思えばコロンブスの卵ではありますが、それでもやはりすばらしい。

そして、そのデザインにも痺れました。

過去の星矢フィギュアで最高傑作と考えているのは、ガルーダのアイアコスです。
2体買いました。

新作が出ていましたが、造形は旧作ですでに完成していると思います。
新作は可動が進化していて、ギャラクティカ・イリュージョンのポーズがとれるようになっています。

ドウベのゴッドローブは、オブジェ形態に感動しました。

各黄金は今の企画の中で2回フィギュア化されましたが、スケイルやゴッドローブは1週目の時点で、ほぼ完成しているといえるほど技術が進歩していました。
10年くらい前のことだと思いますが、当時ですら原作の造型に飽き足らないくらいに技術が進歩していたのです。

それ以降はサイズを大きくしてオリジナルの装飾を入れたり、CG映画をベースとしたリアル路線への展開がありました。
しかし継続していないところを見ると、どうやらコケたと思われます。

しかし黄金のゴッドクロスはあたったようです。
フィギュアの企画が生き返りました。

どの星座も、造型が素晴らしいです。
ガルーダの冥衣を初めて見たときには大きく感動しましたが、この黄金ゴッドクロスのシリーズはどれもそれを凌ぐものです。

じっくり見て、感想を書いていきます。
以前この本を買いました。

本体購入ほどではないでしょうが、黄金ゴッドクロスの造型をじっくり楽しめると思います。

また黄金聖闘士のキャラクターについての雑感も書いていきます。

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ムウ

ハーデス編で一番活躍したのはムウでした。

十二宮編まではいい調子で盛り上がっていたのに、冥界に乗り込んでいよいよ本番となってからは作品のパワーがガクンと下がってしまいました。

ゴールドどころかブロンズすら活躍がありませんでした。
アニメが終わったから人気が落ちたのではなく、原作の人気が落ちたからアニメが終わったのだと思っています。

ムウに関して、印象に残っていることをひとつ。

初代声優の塩沢兼人さんは当時売れっ子の声優でしたが、不慮の事故によりお亡くなりになってしまいました。
後継は山崎たくみさんとなりましたが、見事に引き継いでいると当時とても感心したことをおぼえています。
塩沢さんはかなりの個性派でしたので、引き継ぐのはかなり難しいのではないかと思っていましたから。

ブロンズの声優交代は、当時かなり揉めました。

今となってはもう無理ですが、当時は旧メンバーでも十分継続できたと思われます。
交代の理由は、原作者が一部の声優に「もう少年の声ではない」と難色を示したからだと言われています。
当時も噂は聞きましたが今回一応調べてみたところ、どうやら瞬の声優さんのことだったようです。

主役の古矢徹さんはチームワークでやってきたということで、降板を申し出ました。
旧作の声優はここで一新されます。

現在の声優は、正直もの足りないです。
実力をどうこう言うつもりはなく、旧作のイメージが強烈に刷り込まれているからでしょう。

星矢の声は古谷さん以外考えられません。
『名探偵コナン』で当たり役をつかむなどして、今でも第一線です。
古谷さんを失ったことはとても大きいと思います。

旧作ではシャイナさんの声が好きでした。
オメガでは戻ってきてくれていたようです。

アリエスの神聖衣について

黄金のゴッドクロスは、大きな翼を持つところに特徴があります。
それぞれのクロスで何を翼に見立てているか、その解釈が大きな見どころだと考えています。

アリエスの神聖衣では、羊にそのまま翼がついています。
アリエスとは翼が生えている羊のことなのでしょうか。

「天翔ける金色の牡羊」を調べてみたところ、ギリシャ神話からの引用でした。
これを聞くと私などは『聖闘士星矢』ではなく、『アリエスの乙女たち』を連想します。

南野陽子主演でドラマ化されました。

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ひとつ残念なところは、翼が1パーツで可動しないところです。

と思っていたのですが、今よく見てみたところ2パーツ使っていました。
いずれにしても、もう少し手を加えて欲しかったです。

色がこの部分だけオレンジがかった色合いなのも、パーツの少なさが強調されている印象を受けました。

アルデバラン

彼は十二宮編で星矢と戦った時がピークでした。
車田作品において図体のでかいキャラは不遇と相場が決まっているのですが、ここではなかなかいい感じだったと思います。

噛ませ牛の本領を発揮するのは、それ以降からとなります。

ポセイドン編ではマリーナの強さの引き立て役として、いきなりやられてしまいます。
ハーデス編では幹部でもないブサイクの雑魚に、とうとう殺されてしまいました。

原作にないアニメオリジナルのアスガルド編においても、さらにブザマにやられました。
映画『最終聖戦の戦士たち』?でもやられていたはずです。

『ドラゴンボール』のヤムチャ以上のしつこさでした。

黄金魂ではそこそこ活躍していましたが、その姿に違和感を禁じ得ないのがかえって悲しいです。

やはり彼はかませがふさわしい。

タウラスの神聖衣について

アルデバランのことはボロクソに書きましたが、聖衣はすばらしい!
12体中で最高傑作だと思っています。

アルデバランは悪く言えばウドの大木ですが、よくいえば重厚長大です。
それが神聖衣とシンクロして、より迫力を感じられるのです。

旧(1週目)黄金聖衣のフィギュアも、タウラスは完成度が高いです。
他の黄金の1週目は今の目で見れば野暮ったいものもありますが、タウラスはこの頃からほぼ完成と言える出来だと思います。

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原作連載時に、読者からの聖衣募集という企画がありました。

小さくて細部はほとんど見えませんが、右上が牡牛座の聖衣です。

頭部を拳に装着して、付いている角で攻撃するデザインになっていました。
これは面白いと思った記憶があります。

後に原作で登場したタウラスは、順当に頭部はヘルメットというデザインでした。
しかしこの頃はブロンズやシルバーと異なった重厚な造形にワクワクしたことを覚えています。

オリジナル聖衣は、当時私もラクガキしていました。
はと座とか髪の毛座などを描いていたと思います。
アニメ誌を見ると、読者のオリジナル聖衣の投稿がたくさんありました。

教皇の間で聖衣が一同に揃ったシーンは興奮しました。
それから新たな聖闘士が続々登場してくるあたりも、キャラクターと同じくらい聖衣のデザインに注目していました。
この頃は次週の発売をとても楽しみにしながら読んでいました。

聖衣というアイデアは本当にすばらしいです。
あれから30年経つというのにまだ企画が継続しているのは、この聖衣というアイデアに負うところが大きいのではないでしょうか。

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サガ、カノン、ジェミニの神聖衣について

昔の単行本は、巻末に読者の感想文が掲載されていました。
その中で「双子座はどうやって聖衣にするのかと思っていたら、ちゃんと聖衣になっていて感動した」という感想がありました。

私も全く同感でした。
善悪の2人が見事に表現されています。

さてジェミニの神聖衣は、翼をそのまま背負ったデザインとなっています。
ジェミニの双子は天使で見ることが多いので、そのまま翼があっても強引とは言えないでしょう。

面白いのは左右非対称のところです。
善悪が顔だけではなく翼にも表れているところが、このデザインの一番のポイントだと思います。

デスマスク

実はいい奴だったというのは強引だと思っています。
アフロディーテも同様ですが。

嘆きの壁の破壊のところで救援に来た時は、「それくらいはするだろう」と思いました。
しかしアニメの『黄金魂』では、別人に近いです。

キャンサーの神聖衣について

カニの足が翼となっています。
ちょっとユニークに感じるのは私だけでしょうか。

アルデバラン同様キャラクターの扱いは悲惨ですが、神聖衣の完成度においてはトップクラスだと思っています。
旧聖衣のフィギュアの完成度が初期から高いという点も同様です。

黄金のフィギュアは、1週目はすべて買いました。
しかしその中にはまだ飾っていないものもあります。

気に入ったものを優先させたのですが、アルデバランとデスマスクは人気キャラとは言えないはずなのに両方飾っています。