考察 復活のルルーシュとは何だったのか 続編はあるか?

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映画を見てきました。
面白かったです。

感想記事はこちらです

復活のルルーシュ感想 カレンとスザクの共闘など、見どころ多いです

ヤフーニュースで監督の記事を見つけました。

反逆をアイデンティティーにしてはいけない」。『コードギアス』監督が語る人生と成熟


これを参考に、自分も今回の映画を考えていきたいと思います。

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ルルーシュは嘘つきで悪虐非道な裏切り者…か?

映画化で本作を知って、事前情報を調べました。

するとルルーシュは、悪の主人公と紹介されていました。

辛口の作品と期待していたのですが、私の思ったものとは違っていました。
予想していたのは、松本清張の『砂の器』のような、悪役視点のドラマでした。

ルルーシュが悪人というのがよく分からないのです。

彼にとっては善悪などどうでもよく、母の仇を討ち、妹を守りたかっただけなのです。
そしてそれは真っ当な望みです。

手段を選ばないところはあるのかもしれませんが、みんな似たようなものでしょう。

そして学生にすぎない彼に、戦う手段は限られています。
好んで悪事を働いたことはなかったはずです。

記事ではいきなりボロクソに書かれています。

ある時は敵に自殺を強要し、
ある時は血の繋がった兄の額を撃ち抜く。
ときには民間人をも巻き込んだテロを起こし、
王である父の命を狙う。

スザクやナナリーにまで悪し様に言われている彼が、かわいそうでなりませんでした。

監督にまで彼への共感は求めないとまで言われています。

共感はいらないから感情だけ理解してもらえればいい。

主人公が人格的に正しいかはどうでもよくて、楽しさだけを追求しています。

スザクを正義のポジションと位置づけているのかもしれませんが、私はむしろ彼に共感することが出来ません。

コードギアスキャラの枢木スザクがうざい理由とは

反逆が終わったルルーシュが復活した理由

『復活』は、反逆が終わって新たなルルーシュの人生が始まるところを描きたかったようです。

そういう理由であれば、反逆で終わっていてもよかったと私は思います。
ゼロレクイエムのラストは、あまりにもきれいに終わっていましたから。

私は別の意義を感じました。

それはC.C.の新たな人生を描いていたことです。

R2でルルーシュの人生は終わっていてもよかったと思います。
しかしC.C.は契約していたコード継承も果たされず、宙ぶらりんの状態で終わっていました。

死ぬことが望みだった彼女が、これからもそれが続くというラストは、ルルーシュと違ってスッキリしません。
そういうキャラクターは彼女だけだったと思います。
スザクも含めて、他のキャラクターはそれなりに決着がついていました。

『復活のルルーシュ』でも、コード継承は果たされませんでした。
しかしL.Lとなったルルーシュと共に生きていくというラストは、ひとつの決着と言えると思います。

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コードギアス新作について

――2016年11月のイベント(「コードギアス キセキの記念日」)で「次の10年を見据えてネクストステージに移ります」と発言されていたかと思うのですが……?

これは知りませんでした。
私はR3があるかと思っていたのですが、ルルーシュが絡むかどうかも含めて、まだ未定のようです。

今の世界がどうなっているのか描いておきたい、それも今回の『復活』の制作意図のひとつであったようです。

この先に生まれる『コードギアス』の物語は、全く新しいキャラクターの話かもしれないし、1万年後の話になるかもしれない。そこにルルーシュが絡むのか絡まないのかは別にしたとしても、ルルーシュの行動によって世界はどうなったのかを1回提示しておかないと、その先が描きづらい。

これからどうなるかはわからない。けれどもルルーシュが変えた世界はとりあえずある。復活した彼は自分の人生を新たに選択し始める。

それを示したのが『コードギアス 復活のルルーシュ』です。

続けるとすれば、ギアスとコードの行方をテーマにして欲しいです。

これまで必ずしも好ましい能力とは描かれていませんでした。
なぜそれらが生み出されたのか、そしてどうなっていくのか。

もう世界の趨勢についてはいいでしょう。
戦争が無くなることはありません。

テレビシリーズでの世界は勢力が3分されていましたが、均衡がとれているという設定ではありませんでした。
中華もEUも、ブリタニアより弱いということになっていたはずです。

新たな強国が現れるという展開は、今回限りにしてもらいたいです。
今回のジルクスタン王国がブリタニアより強い国という設定も、かなり唐突に感じました。

戦争があってもよいのですが、メインのテーマにされては飽きるということです。

ルルーシュが出るかどうかということについてですが、私はどちらでもよいと思います。

あのラストはあれはあれでよいとも言えますし、続きを描くこともできそうです。
C.C.は満足だったとも言えますが、当初の望みは自身のコードの継承だったはずです。

そういえば、まだ過去の名前が明らかになっていません。
そうする必要はないのかもしれませんが、コードを放棄して真の名を取り戻すストーリーも考えられるでしょう。

映画が好評のようなので、商業的な判断が働くかもしれません。

しかし新主人公の登場もよいと思います。

ルルーシュ編のキャラクターは、ほぼ描き尽くした感がありますから。

これからは新作を待ちながら、過去の作品をゆっくり見ていくつもりです。

とりあえず『亡国のアキト』から。