現行ハードのPS4でプレイできるのは、現時点では『閃の軌跡』シリーズのみです。
しかし先日、過去のシリーズも対応していくとの発表がありました。
発売時期もおよそ予想できますね…そう遠くはないはずです。
軌跡シリーズはほぼ全作プレイしています。
結論から言うと、おすすめは『空の軌跡』です。
もっとも好みに個人差はあるはずです。各シリーズの魅力を紹介していきます。
こちらの記事も参考になれば幸いです。
閃の軌跡4感想その10 第二部完!軌跡シリーズのプレイする順番について
発表順に軌跡シリーズの一覧を作成しました。
作中の時系列もほぼそのとおりなのですが、一部シリーズ間で同じ期間が重複しています。
先に解説します。
軌跡シリーズの時系列はどうなっている?発表順とほぼいっしょではあるが…
閃の軌跡1で、時系列が少しさかのぼります。
零の軌跡の第2章と閃1のスタートが並行しています。そして零の終章と閃1の2章を終えるのが、ほぼ同時になっています。
碧のクライマックスの直前で、閃1は終わっています。そして碧と閃2が、ほぼ同時に終わっています。
那由多の軌跡は、他シリーズとは完全に独立していると思われます。
軌跡シリーズ一覧 空・零・閃の魅力を語る そして那由多について…
空の軌跡シリーズ 一覧とその魅力
空の軌跡FC
シリーズ第1作です。
舞台はリベール王国、主人公はエステルとヨシュアです。
PSP版での初回出荷はわずか1万八千本でした。そこから異例のロングランを続け、最終的な累計売上本数はなんと50万本を突破しました!このようなゲームは類がなく、ソニーから表彰を受けたとか。
FCは第1章を意味するFirst Chapterの略で、続編のSC(Second Chapter)の発売に合わせて改題されました。
空の軌跡SC
衝撃的な(ものすごい中途半端な)ラストでありながら、2年も空けて発売されたFCの続編です。
今までプレイしたゲームの中でもっとも期待が高く、そしてもっとも期待に応えてくれた作品です。
あれから10年以上経ちますが、今でも本当にプレイしてよかったと思っています。
50万本も売れたFCがあれだけ強烈な引きで終えたというのに、SCの売り上げが6万本程度というのが不思議でなりません。
キャラクターばかり強調しましたが、一番キレイなエンディングと思っている作品でもあります。
FCをプレイする必要はありますが、ぜひプレイしてほしい作品です。『空の軌跡:改』は、来年の5月あたりの発売を予想しています。
空の軌跡the3rd
SCの後日譚。
パッケージイラストではレンとリシャールを推した感じですが、使えるキャラが増えたというのが一番の魅力と言えるでしょうか
空の軌跡シリーズの魅力
空の軌跡の魅力は、キャラクターの魅力そのものです。
アガット、オリビエ、レーヴェが特に好きです。3rdの主役ケビンも魅力的に描かれていると思います。
ここでキャラクターのネタは使い果たしたのかもしれません。後年のキャラクターは練られていないと言うか、どうもボンヤリしていて特徴が際だっていない者が多いと感じます。キャラクターの好みというのは個人差があるのでしょうが、少なくとも多彩ではあるといえるでしょう。
適度に絞り込まれているというか、大所帯ゆえの散漫さというものもありません。それぞれのキャラクターが、役者としての役割を果たしています。
閃4の社長インタビューで、活躍させられないキャラクターは出せなかったという話がありました。
完結編とはいえ、あれ以上出したかったとは…。やはり限度はあるというか、あれでも超えていたのでしょう。メインキャラの中にも十分な活躍のない者もありました。
閃4の大所帯もあれはあれでよかったですが、新シリーズは空の軌跡の路線に戻してもらいたいです。
零の軌跡シリーズ 一覧とその魅力
零の軌跡
舞台はクロスベル自治州、主人公はロイドです。
ラスボスが最期に見えたものは何だったのかは、今でも明かされていません。
碧の軌跡
アリアンロードが初登場。
正確には空3rdでセリフのみの登場はありました。レーヴェを凌ぐ戦闘力ということで、登場が待たれていました。
零の続編でありながら、売り上げは上回ったといういうのが今でも謎です。
(零:16万本、碧:21万本)
今にして思えば、広告宣伝効果だったのかもしれません。店頭でのビジュアルが、女の子だらけになったと感じましたから。リーシャは特にかっこよかったと思います。
前作の零が品薄になり、下取り価格がかなり高騰しました。私が下取りに出した唯一のゲームです。
零の軌跡シリーズの魅力
空の軌跡のレンの人気に気をよくしたのでしょうか。かわいい女の子がいっぱい出てきます。
絆システムも始まりました。ほとんどギャルゲーです。思えばいろいろな面であまりにも変化が激しかったです。
車が登場したのが一番の驚きでした。
クロスベルとリベールは都会と田舎という関係ではなく、別世界だと感じました。閃の頃にはロボットがビュンビュン飛ぶようになっていました。
軌跡シリーズはかなり練られていると思っていましたが、このあたりはやはり少しおかしいですね。商業的な理由から、当初の構想を変更したのかもしれません。
閃の軌跡シリーズ 一覧とその魅力
閃の軌跡1
ついにエレボニア帝国編が舞台となります。主人公はリィン。
碧にはそれなりに満足した反面、もうこれでいいかなという思いもありました。話がいつまでも収束していかないと感じたからです。
というより、広がっていく一方という方が正確かもしれません。閃シリーズをプレイし終えた現在は、ストーリーが収束へ向かっているという感じがしていて今後が楽しみだと感じています。しかし碧の頃はそうではありませんでした。
中途半端な終わり方をすることも予想できていて(実際そうだったのですが)、空SC以降続けていた発売日の購入を見送りました。
とはいえ軌跡シリーズを見限ったわけではなく、それなりに完結させてくれるであろう閃2と一緒にプレイするつもりでいました。
閃1は3Dの本格導入ということもあり、ユーザーの批判もかなりありました。閃2の頃にはパッチ対応も完了していて、1も快適にプレイできました。
閃の軌跡2
品薄のため、初めて軌跡シリーズを中古で買いました。出荷の絞り込みは今でも変わっていないようで、閃4ではAmazonでの予約を半月たってからキャンセルされるようなことがありました。
それはともかく、期待通りきれいに終わってくれました。主題歌は巷の卒業ソングと比べても遜色のない出来だと思います。
閃1は音楽のレベルが少し落ちたとも感じましたが、2ではまた盛り返してくれました。閃シリーズは全作音楽CDを購入しています。
軌跡シリーズのサントラCDはかなり買っています BGMがスバラシイ!
閃の軌跡3
閃2が卒業という終わり方だったので、次は新シリーズが始まるものと思っていました。3の話が出たときも、空3rd的なものであろうと。
しかしシリーズはまだ半ばでありました。
閃の軌跡4
閃のみならず軌跡シリーズの集大成と言える内容で、大変満足できるものでした。それでいて、今後のシリーズへの期待もますます高まっています。当ブログで一番多いのが閃4の記事のはずです。サイトマップやタグからごらんください。
異界の存在など、また設定を広げたのかもしれませんが、謎の解明が進んだのだと解釈しましょう。
閃の軌跡シリーズ 一覧とその魅力
長期に渡ったシリーズなのでやはりボリューム感があり、それが魅力といえるでしょう。
これに比べれば、過去のシリーズはストーリー的にはほとんど進んでいないとも言えます。ひとつの至宝で1シリーズを費やすなんて、やってられないと思ったこともありましたから。
それを思えば、スピード感もあると言えるでしょう。込み入った設定がどんどん明かされていく醍醐味がありました。
スケール感もシリーズ随一ですね。過去作のような一地方のエピソードではなく、全世界を巻き込む大事件でしたから。
これで零以降の路線変更を突き詰めたと思います。新シリーズでは、また新たな魅力を見せていって欲しいです。
那由多の軌跡
本編と無関係とのことで、唯一プレイしていない作品です。
しかし閃4の発表後、本作は異界を舞台に盟主のルーツを描いていたのではないかという予想が出てきました。
こちらの記事のコメントで少し触れていますが、どうやらそういうわけではなさそうだと感じています。